大阪イチやさしいNLP教室のNLPトレーナーの藤木ミホです。
先月、インナーチャイルドのセルフケアについて、その方法を一つご紹介しました。
簡単にお伝えすると、ぬいぐるみを一つ用意し、そのぬいぐるみを自分のインナーチャイルドだと思って、話かけたり可愛がったりして過ごすという内容です。
「大人になって、今さらぬいぐるみなんて。」
という方ほど、気分転換にもなって、意外に気分がよくなったかもしれません。
このぬいぐるみを活用した、インナーチャイルドのセルフケアは、もう一つ隠された効果があるのです。
それは、自分の中の大人の人格、インナーアダルトを成長させる意味があるのです。
〇インナーアダルトについて
インナーアダルトとは、これまでに得てきた知識の集合体です。
インナーアダルトとは、知的、論理的、分析的、意識的な副人格です。
インナーアダルトとは、主に「思考」や「行動」の部分を担います。
つまり、インナーアダルトとは「やり方」に関係してるとも言えます。
ちなみに、インナーチャイルドは、「感じる」部分を担う副人格です。
ぬいぐるみを活用した、インナーチャイルドのセルフケアにおいて、インナーチャイルドを愛しているのは、このインナーアダルトなのです。
インナーアダルトが、愛する行為を選択し、愛するアダルトとなった時、人は自分の中にある「愛」「愛情」とつながる事ができるようになります。
インナーアダルトが、「愛」「愛情」とつながると、一層インナーチャイルドを慈しみ、愛する行動を起こすためのエネルギーが生じるのです。
一つの例として、職場の上司や先輩の姿を思い出してみて下さい。
知識が多く、思考も行動も的確だけど、ギスギスしていて、大らかさにかける方もおられると思います。
また、知的で思慮深く、思考行動共に的確で、かつ大らかで慈愛の空気が漂う方もおられると思います。
前者は、その人の中に、「インナーアダルト」が存在する事を示します。
後者は、その人の中に、「愛するインナーアダルト」が存在する事を示します。
〇インナーチャイドルのケアを通して、インナーアダルトを育てる。
ぬいぐるみを活用した、インナーチャイルドのセルフケアに、
「馬鹿馬鹿しい。」
「そんな事は時間の無駄。」
と思った方こそ、ぜひ取り組んでいただけたらと思います。
インナーチャイルドを大切にケアする事は、自分の中のインナーアダルトの成長を促す機会だからです。
やってみようかと思われた方は、ぜひこちらの過去記事もお読みいただけたらと思います。
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