大阪イチやさしいNLP教室のNLPトレーナーの藤木ミホです。
私の開催するNLP講座にご参加下さる方の中で、開催までに本を読んで予習をしたいという方がおられます。
学習意欲の高さに感激し、ついあれやこれやとNLPの本を紹介したくなるのですが、私はある理由からNLPの本をご紹介しない事にしています。
NLP参加前に、本を読んでしまうと、知的理解のほうに頭が寄ってしまうからというのが理由です。
NLPは、理論理屈の心理プログラムではなく、体験、体感を大切にするプログラムなのです。
だからNLPの本は、NLP講座に参加した後に手に取っていただく方をおすすめしています。
そこでNLPの本の代わりに、次の本をご紹介しています。
それは、宮本武蔵著/まんがで読破五輪書(ごりんのしょ)です。
〇五輪書とNLP
江戸時代の書籍である五輪書と、現代の心理プログラムであるNLPにはある共通点があります。
どんな共通点か?
◆柔軟性(臨機応変さ)
◆観察力
◆目標設定/目標達成
この3つを大切だと言っている点です。
すでに五輪の書を読み、NLPにも参加したことがある方は、なるほどとおっしゃっていただけると思います。
〇柔軟性(臨機応変さ)とは
五輪書で、柔軟性をどう語っているか、水の巻(すいのまき)から引用します。
武芸には何かしら決まった型(スタイル)を持つものですが・・・
構えと言うものを水という形のないもので表しているのが、武蔵の兵法の面白いところです。
武蔵はこの水の巻で
水を手本として心を水のようにするのだと言っています。
水というものは自在に注がれた器の形に従う・・・
形は自在で中身は変わらず。
いかがでしょうか。
これは、武芸について書かれたものですが、よくある現代人の人間関係の悩みに応えるものでもあります。
人に合わせる事で自分が無くなりそうに感じたり、自分を抑え込んでつらいと言う悩みがあります。
また人に合わせず頑なになると、周りと調和せずに孤独を感じるという悩みがあります。
武蔵は、柔軟性についてわかりやすく伝えてくれています。
水が器によって形を変えても水のままであるように、環境に自分を合わせても自分は自分でいることができると武蔵が教えてくれるようです。
水のようであるとは、具体的にどんな境地のことなのか、NLPでは体験してく事ができます。
これからNLPに参加される方は、NLPについて書かれた本を手に取って暗記に走るより、ぜひNLPの世界を語っている本を手に取っていただきたいと思っています。
今日、ご紹介した本は、マンガなので読み進めやすいですよ。
五輪書は「人生を強く生き抜くための戦術」として読んでいただく事もできます。
NLPにも戦略という項目が登場します。
またNLPは、人生をよりよく生きるために活用できます。
私は、こうした点も五輪書とNLPの共通点だなあと思います。
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