大阪イチやさしいNLP教室のNLPトレーナーの藤木ミホです。

 

皆さん、自分に対して、「もっと頭が良かったらいいのに。」と思ったことはありませんか?

 

また、周りの人に対して「わあ、頭良い人だなあ。」と思ったことはありませんか?

 

 

しかしながら、頭が良いとは、一体何を指して言うのでしょうか?

 

また、頭が良いとは、どういう状態の事なんでしょうか?

 

その定義は、きっと人それぞれだと思います。

 

最近、ネットを見ていたら、次のような画像を見つけました。

 

 

※Malus Pumila(マルス プミラ)とは、ラテン語で、野生種のリンゴの事。

 

 

この画像によると、頭が良いとは次の通りです。

 

 

◆物を見た時の連想する能力が高い。

 

◆この連想が早く多いほど、頭が良い。

 

 

なるほど、確かに、この連想力の高い友人に、私も「頭良い人だなあ」と感嘆したことがあります。

 

もちろん連想力の高さだけが、頭の良さを示す要件ではないと思います。

 

 

実はこの連想力、カウンセリングで使う能力でもあるのです。

 

今日はそのことについてお伝えしていきます。

 

 

〇連想力と材料と無意識の世界

 

連想力は、連想する材料がその人の中に無いと成り立ちません。

 

材料とは、これまで得た知識や体験です。

 

連想力を発揮するには、その人の中に沢山の材料がある事も大切ですね。

 

「あー、私、読んだ本の内容も、自分の体験もすぐ忘れるから。」なんて思った方もいらっしゃるかもしれません。

 

しかし、実は、無意識の世界は、記憶の倉庫なんです。

 

これまでが全て納まっていると思うと、すごい容量です。

 

次の図をご覧ください。

 

 

潜在意識・無意識は、これまでその人が体験した事がすべて納められている倉庫の役割も果たしています。

 

忘れたというのは、顕在意識から、潜在意識や無意識の領域に、その記憶が納められたという事です。

 

学生時代のテストで、知っているはずなのに答案に書けなくて悔しい思いをした事があるかもしれません。

 

これは、せっかく覚えたことが、倉庫の奥深くに収納されて、顕在意識に出て来なくなっている状態です。

 

そうかと思えば、買い物中に何の脈絡もなく、幼稚園時代の仲良しのことを突然思い出したなどの経験もあるかもしれません。

 

また、久しぶりにあった人の名前を思い出そうと、必死になったこともあるかもしれません。

 

意志を持って、思い出そうとしてもダメなのに、どうでもいいときに思い出されるなど、潜在意識・無意識の倉庫番は気まぐれです。

 

連想の達人は、潜在意識・無意識の達人でもあるのです。

 

連想力が高いとは、「リンゴ」というキーワードを通して、リンゴにまつわるあれこれを、瞬時に倉庫から取り出す達人だという事です。

 

 

 

〇カウンセラーに必要な連想力

 

カウンセラーは、マニュアルを持って仕事をしていると思っている方は、まだまだ沢山いらっしゃるようです。

 

しかしカウンセラーの仕事は、臨機応変さが必要な仕事です。

 

別の言葉で言うと、出たとこ勝負の仕事なのです。

 

 

カウンセラーのもとには、「婚活がうまくいかない」とか、「鬱を繰り返す」とか、「仕事の意欲が失せた」という様々な悩み事が寄せられます。

 

その中で複数のクライアントから、同じ悩み事も多々寄せられます。

 

しかし、対応はケース毎に違います。

 

マニュアルでは対応できないということです。

 

 

一旦クライアントの話を聴いて、家に帰ってゆっくり考えるとか、自分の先生に聞きに行く事では仕事になりません。

 

その場で必要な事を行うのがカウンセラーの仕事です。

 

その場で頼りになるのは、自宅にある文献でも、どこかにいる恩師でもありません。

 

頼りは、カウンセラー側の記憶の倉庫なのです。

 

カウンセラーは、「クライアントの話」をキッカケに、記憶の倉庫とアクセスし、様々な関連する連想を行います。

 

効果的な方法がすぐさま出てくるといいのですが、そうでない場合も多々あります。

 

ですので、いったんは、あらゆる連想が出るままにします。

 

全部、潜在意識・無意識の門番に出してもらうのです。

 

 

 

連想により出てきた一つが、そのまま活用できることもあります。

 

また連想をより合わせて、クライアントの問題解決に役立つ案をその場で創り出す事もあります。

 

 

〇潜在意識・無意識の達人になるために

 

カウンセリングやコーチングの教室では、潜在意識・無意識の達人であるための訓練をします。

 

要するに、連想力を高める訓練です。

 

論理的に考えるだけでは、カウンセラーの仕事にならないのです。

 

どこからか降ってきたり、湧いてくる感じでやって来る、連想が大事なのです。

 

そのため実習で、キーワードを通して、自分の記憶の倉庫にアクセスして、色々取り出す試みを繰り返します。

 

すぐ慣れる方もいらっしゃいますが、そうでない方もいらっしゃいます。

 

しかし訓練を繰り返すと、皆さん当たり前に、いつの間にか普通に豊かな連想を楽しんでいらっしゃいます。

 

実習は、遊びのような、ゲームのような事を繰り返します。

 

たまに「こんな事に、何の意味があるんだ!?」と思う方もあるようです。

 

しかし、カウンセラー職への適性の高い方は、直観的に、遊び型実習の意義や意味を捉えて行かれます。

 

 

訓練とは面白いものです。

 

スタート時点で得意だろうと不得意だろうと、いつかは皆さん、連想力が高くなっていきます。

 

将来カウンセラーになりたいと思われるなら、自主トレを一つ紹介します。

 

この番組の動画の閲覧はいかがでしょうか?

 

 

昭和のクイズ番組、「連想ゲーム」です。

 

あーーーー、知っている!!という方も多いのではないでしょうか?

 

回答者と一緒に、出題に答えようとする事で、連想力が鍛えられますよ。(^_-)-☆

 

 

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最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

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