いろんなことが起こりうる高校受験…その対策は? | 心に花咲く®企画室

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京都巡りナビゲーターよしだかずみです。

 

中学校教諭 足掛け20年以上(英語担当)

退職後、国内外のお客様に向けて、

京都のわびさびを感じていただける京都巡りをご提案しています。

 

 

現在は京都巡りのご提案は控えめに活動していることもあり、

リクエストにお応えして、元中学校教諭の経験を生かした生かしたセミナーを企画しました。

 

予告│元中学校教諭×コーチング講師による「受験対策サポートセミナー」開催します

 

 

こちらのブログでは受験生のサポートのヒントをお伝えしますね。

 

そろそろ個人懇談会ですね。

個人懇談会では、中身の濃いお話ができるといいですね。

 

 

さて、私が3年生を担任していた時の事例をご紹介します。

 

 

 

 

親が我が子にできるサポート③

いろんなことが起こりうる高校受験

過去の事例を参考に心の準備を

 

 

 
事例①
中学校3年生女子 Aさん
評定36(オール4)程度
第1志望 公立B高校
 
4月当初から決意は固く、週4回塾へ行って、夜遅くまで勉強していました。
学校での学習もそれなりに頑張り、成績はキープ。
 
このままいけば、公立前期での合格は難しくても、
中期では合格できるだろうと3年学年団は考えていました。
 
 
2月上旬 私学入試 C校 合格(中の上のレベルの学校に合格)
 
2月下旬 公立前期 B校特進 不合格
 
3月上旬 公立中期 受検せず(京都の公立高校は受検と書きます)
 
 
4月から熱望の第1志望の学校。
塾の勉強も学校の勉強も頑張ってきたのに…。
 
 
 
京都の公立高校の制度は複雑なので割愛しますが、
前期は不合格でも中期では合格できる力は十分ありました。
 
 
公立前期の不合格のショックが大きく、力尽きてしまったんですね。
進学したC校はきっちりした学校なので悪い選択ではありません。
ただ、妥協してしまうことが正しかったのか…どうか…。
 
 
実は、前期の不合格を引きずる生徒はとっても多いです。
特例でも何でもないですよー。
 
※3年学年団…
高校入試は担任のみだけでなく3年の学年+進路担当+(管理職)で入念な話し合いを持ちます。
 
 
事例②
中学校3年生男子 Dくん
評定27(オール3)程度
第1志望 公立E高校
 
3年間Dくんの担任をしていました。
普段の個人懇談会にはお母さんが同席されていました。
 
 
ところが、3年生の12月(進路を確定するための懇談)では
お母さんのお仕事の都合で、お父さんが懇談に来られました。
 
 
成績を見て、
本人の進路希望を聞くと、
公立のE高校を第1希望とするという話になりました。
 
 
私 「お父さん、おうちではどんなお話をされていますか?」
父 「えーっと、前期と中期ってどういうことですか?」
私 「…。」(丁寧に対応しようとしましたが…多分最低1時間は要します)
D君 「もうええて。受験するんオレやし。」

 

 

これまでの記事でも繰り返し触れてきていることですが、

できる限りお父さん、お母さん、受験生の3人で話し合いを繰り返してください。

お父さん、お母さんが同じ意見が食い違って、受験生のストレスになるということもよくあることです。

 

 

12月で受験制度がわかっていない…なんてもってのほか。

(確かに京都の制度は難しいですが…個人懇談は20分前後の設定ですので1から説明する時間はありません。)

 

 

いやいや極端な…って思われそうですが…

12月に制度についてたずねられたことは確かにこの1度限りです。

 

でも、お父さんが蚊帳の外なご家庭は少なくありません。

実際、家庭訪問や電話連絡の際、お父さんにおたずねして返答ができないことは多々あります。

 

 

大事な我が子の人生を決める一大事。

話し合ったり、一緒にオープンスクールに行ったり…

家族一丸で協力し、環境を整えて乗り切りましょう。

 

 

事例③

中学校3年生女子 Eさん

評定32(オール3に4少し)程度

第1志望 公立F高校

 

学級代表、某部活動のキャプテンをする活発な女子。

オール4には少し足りない成績。

(お父さんお母さんは大学関係者)

 

 

勉強に対してすごくまじめと言うわけではないけど、

行事や部活動に燃えて学校生活には積極的。

授業中に発言したり、クラスを盛り上げる存在。

 

 

お父さんお母さんはとても品があち、落ち着きがあり素敵なご家族。

家族揃ってお出かけしたり、部活動の応援に来ることもよくある。

協力的なご家庭。

 

 

1月になって学校には休まずに来るけど、

教室に入れない日が増えました。

 

 

保健室に行ったり、

トイレにこもったり、

わざと体育の更衣に時間をかけたり…。

 

 

立派なお父さんお母さんのプレッシャーも感じていたようです。

また、塾の先生には「絶対受かる」なんて言われたそうです。

 

 

本人の真意は聞いていませんが、

はたから見ると「不合格になったときの言い訳」を作っているように見えます。

 

 

これまた特例ではなく、

実は、プライドが高く、周りから期待されている女の子によくある行動です。

 

その行動のあらわれかたはいくつかパターンがありますが、

20年前、某中学校では1月2月の恒例行事のように…

冬の寒い中、体育館横や中庭を放浪する3年生女子が数人いました。

 

 

私自身も高校入試にはプレッシャーに押しつぶされそうになっていました。

入試の1週間前、原因不明の腹痛で家ではずっと布団に入っていました。

なので、そんな生徒たちの気持ちはよーく理解できます。

 

 

幼稚園や小学校のお受験は本人の意思はあまりないので、

失敗してもそんなに傷つかないでしょう。

 

 

中学受験は、周りが遊んでいる中、必死になって勉強してきたから、

失敗したときの傷はかなり大きいです。

でも、中学受験失敗しても受け入れ先(公立中学)はあるんですよね。

 

 

そういう意味では、

高校受験は人生を決める大きなイベント。

大半が初めてか、中学受験で失敗したか…。

 

 

大人が考えているよりもずっしり重い荷物を担いでいます。

その荷物を少しでも取り除いてあげられたらいいですね。

 

 

受験生ってしんどいー。

受験生の親もしんどいー。

 

親子で一緒に乗り越えて、

家族の絆を深める機会に

 

 

 

 
 
 
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