受験勉強って何のためにするの? | 心に花咲く®企画室

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京都巡りナビゲーターよしだかずみです。

 

中学校教諭 足掛け20年以上(英語担当)

退職後、国内外のお客様に向けて、

京都のわびさびを感じていただける京都巡りをご提案しています。

 

 

現在は京都巡りのご提案は控えめに活動していることもあり、

リクエストにお応えして、元中学校教諭の経験を生かした生かしたセミナーを企画しました。

 

予告│元中学校教諭×コーチング講師による「受験対策サポートセミナー」開催します

 

 

こちらのブログでは受験生のサポートのヒントをお伝えしますね。

 

多くの学校が、先週か今週あたりに定期テストをしているのではないでしょうか。

 

 

親が我が子にできるサポート③

受験勉強の目的は?

  ↓

竹のように強くてしなやかな大人になるため  

 

 

 

 

 

 

お子さんに

「受験勉強って何のためにするの?」

と尋ねられたら何と答えますか?

 

 

「行きたい高校に行くため」

「いい大学に行くためにいい高校に行くため」

「将来の夢に向かって進んで行くため」…

 

 

きっと今受験生をお持ちのお父さんお母さん方も、

学歴社会と言われていた時代に中高生だった方が多いんじゃないでしょか。

 

 

私もきっとそんな世代だったのかな…。

うちの親はあまりこだわっていないようでしたが、

親戚の集まりでの話題を聞く限り、

学歴社会にいたんだと思います。

 

 

今は…

学歴を重視されるご家庭もあれば、

そうでないご家庭もある…というふうに考えています。

 

 

でも、きっと「学歴は高いに越したことはない」

と思われているのが一般的なご家庭なのではないかと思います。

 

 

じゃあ、先程の質問に戻って、

受験勉強って何のためにするのでしょうか…。

 

 

私は我が子にも中学校の生徒にも

「社会人として必要とされる人間になるため」

と答えます。

 

 

※高学歴を否定するつもりも、塾を否定するつもりもありません。

誤解のないようにお伝えしたいのですが、伝わるかな…。

 

 

 

例えば、

過去の生徒の中で(本人曰く)、

 

夏休みから入試の3月まで、

土日も平日も、

毎日11時まで塾に行っていました。

 

 

帰ってきてご飯を食べて、

塾の課題をこなして、

睡眠時間は2時間くらい。

 

 

もちろん、塾を休んだ日や、

課題をサボった日もあったとは思いますが、

それくらい追い込まれていたのは確かです。

 

 

元々、近畿大会レベルの某部活動のキャプテンで、

運動もできるし、勉強もできるし、人望もある彼でした。

 

 

最終的に本人の第一志望の

そこそこ上のレベルの公立高校に中期選抜(3月)で合格しました。

 

 

公立高校に行った彼は、

大学入試でも同じようなことをするんだと思うと、

心配になります。

 

 

「そんな極端な例を…」

と言われそうですが、

20人学級の同じクラスの中で3人同じ塾に行って、

3人とも同じような生活をしていました。

 

 

他の勤務校をみても、

残念ながら、塾に缶詰になっている生徒は

ごく稀なパターン…ではありません。

 

 

受験勉強を乗り切った…

という意味では自信にもなるだろうし、

頑張ったことを褒めてあげたい気持ちになります。

 

 

でも、ここまで塾が忙しいと…

 

・学校は遅刻が当たり前。

学校の提出物は出さない。

・授業中居眠りをする。

学校の成績はどんどん下がる。

掃除や委員会サボる。

 

 

「学校が魅力的じゃないから」

と言われたらそれまでですが、

そうなっちゃうのはそれが本当の理由ではないと思います。

 

 

大人でもこんな生活していたら疲れるし、

やる気も出ないし、

眠気にも勝てないし…。

 

 

この受験勉強で社会では通用する人間形成に繋がるでしょうか?

 

 

やらされる受験勉強をしている以上、

期限に合わせて計画的に仕事をする習慣が作れません。

 

 

社会に出て、

遅刻する。

提出期限に間に合わない。

会議中居眠り。

仕事サボる。

 

となったら、アウトです。

 

 

「そんなん社会人になったらちゃんとします」と言われるかもしれません。

そうであることを祈ります。

 

 

ただ、よく言われるのは、

小学校時代に夏休みの宿題をギリギリ終わらせていた人は、

それが成功体験(?)となって、

大人になってもギリギリに仕事を終わらせる習性が身につくそうです。

 

 

学校の宿題は、期限に間に合っていればOKですが、

仕事の上では少しでも余裕を持って仕上げられた方が、

良質なもになったり、手直しが出来たり、信頼を得られたり…と良いことづくめです。

 

 

 

前記事でも触れていた保護者の方から良くある質問と関連付けて考えると…

 

 

 

Q.塾に行かせてほうがいいですか?

 

に対する答えは、

個人個人タイプがあるし、

塾にもいろいろなパターンがあるので、

一概には言えません。

 

 

ただ言えることは、塾に行かなくても受験勉強はできると思っています。

(塾が必要な中学生もいると思います。)

 

 

この辺りはセミナーで個別にお答えした方が良いかと思いますので、

こちらに書くのは控えておきますね。

 

 

 

前記事

親が我が子にできるサポート②

と関連する部分もたくさんあるのでそちらもご参考に。

 

 

 

冒頭に、受験勉強の目的=

竹のように強くてしなやかな大人になるため

と書きましたが。

 

 

以前の同僚(中学校教師歴30年の先輩先生)の話です。

 

某有名大学に通う大学生の男の子をお持ちのお母さんです。

 

 

お子さんは小学校からからストレートで大学まで進みました。

 

 

「高校受験って大事やと思うわ。

竹と同じように人間にも節が必要やねん。

節目節目って言うけど、ここぞと言うときに頑張る経験をさせておかへんと、弱い弱い。

ただひょろひょろ伸びただけで、ポキッと折れてしまいそうやわ。」

 

 

竹は中身が空洞で、

所々節を持つことで高く伸び、

しなやかに曲がってもなかなか折れない強さが備わるそうです。

 

 

①受験勉強の目的を親子で考える

 

闇雲に「頑張れ」だけではなかなか頑張れません。なぜ頑張るのか。どこを目指して頑張るのか道筋がある方が頑張れます。

 

②受験勉強という節目で頑張らせることは大事

 

 

③我が子に適した受験勉強のスタイルを考える

 

それが人生にとって大切な頑張りなのか…

強くしなやかになるためにはどんなふうに頑張るべきなのか…

そんなことも考えながら、受験勉強のスタイルを作っていけるといいですね。

 

 

 

 
 
 
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会費:5,000円+税

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