【開催報告】第32回『私の生き方連絡ノート』を書こう会 | こころのひと休み保健室

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"明日ももう1日ふんばりたいあなた”をサポートする保健室です。
元医療技術職で現在プロフェッショナルコーチが運営しています。

遅ればせながら、2024年初投稿です。

本年もこころのひと休み保健室と『私の生き方連絡ノート』を書こう会を、

どうぞよろしくお願いいたします。

 

2024128日に、第32回『私の生き方連絡ノート』を書こう会をオンライン開催しました。

毎回、その回なりの雰囲気があるのですが、今回ははじけるような明るさと穏やかさが

同居する、とても温かい場と時間でした。

 

最近は医療従事者の方と、一般の方が一緒に参加されることが多いのですが、

今回はその良さをしみじみ感じました。

一般の方にとっては、医療従事者の方のお仕事への想いやリアルな声が聴けること。

医療従事者の方にとっては、『私の生き方連絡ノート』をお仕事目線ではなく、

<自分事>として書くモードにスムーズに入れること。

 

普段は触れ合うことのない人たちが、いっとき想いを語り合うことで、

直接話したお相手はもちろんのこと、ご自身の周囲の方への理解を深めるきっかけが

生まれていきます。

いや~、人ってステキですね!

ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました!

今年も益々、こうした場を創っていきたいと思います。

 

◇参加者からお寄せいただいたご感想を許可を得て一部ご紹介します。

 

ACPのツールが沢山あるが、今回のように人生を振り返りながら自分の価値観を考えたり、

人と話しながら記入できると、自分が潜在的に感じていたことなど、

色々な気づきがあってとても良いと思いました。

お昼を挟んでの長時間のワークショップでしたが、あっという間の時間でした。

(50歳代 女性)

 

今までは、お金と生き方という軸でエンディングを考えていたのですが、

お金は人生においては若い世代からの話になるのではないか、

また、心と体・医療のことが最後には本当に必要な話なのではないかと感じる時間でした。

死を考えることを避ける必要はないのだと勇気ももらえた時間になりました。

ありがとうございました。 (50歳代 女性)

 

これまでも看護師としてリビングウィルやACPに取り組んできましたが、

発展および有効性に難しさを感じているところで参加しました。

最期やもしもの時だけに焦点をあてるのではなく、生き方を振り返り、

これからを考えることの意義を感じました。

同時に将来の自身の状態を想定し意思表示する限界も感じました。

そして、生き方と逝き方は連続していると改めて思いました。 (60歳代 女性)

 

…   …   …   …   …

『私の生き方連絡ノートを書こう会』今後の開催予定
  《2024年》

310日(日)  10時~15時(間にランチ休憩あり)
      お申込み〆切り…32日(土)

526日(日)  10時~15時(間にランチ休憩あり)
      お申込み〆切り…518日(土)

 詳細・お申込につきましては、こころのひと休み保健室ホームページ
  『私の生き方連絡ノート』を書こう会をご覧ください