こころのひと休み保健室

こころのひと休み保健室

"明日ももう1日ふんばりたいあなた”をサポートする保健室です。
元医療技術職で現在プロフェッショナルコーチが運営しています。

 

みなさん、こんにちは。

まるちゃんです。

春とともに花粉にも悩まされる時期になりました。


さて、今月のスタッフのつぶやきは「防災」について、少しゆっくり考えてみたいと思います。

15年前の東日本大震災。
あのときの胸がぎゅっと締めつけられるような感覚は、今でもはっきり覚えています。

私は外出中で、自転車で移動していました。突然の大きな揺れ。車は一斉に止まり、信号は消え、警察官の方々がすぐに道路に立って誘導を始めていました。

近所の地域包括支援センターへ向かい、「皆さん大丈夫ですか?」と声をかけると、「大丈夫でしょう」と落ち着いた返答がありました。けれどその後、ご家族様から帰宅困難のご連絡が入り、利用者様の安否確認に走り回ったことを思い出します。

当時、私にはまだ小さな子どもがいました。本当は真っ先に迎えに行きたい気持ちもありました。それでも私は、まず利用者様のもとへ向かいました。

今でも子どもたちから「あのとき早く迎えに来てほしかったな」と言われることがあります。その言葉に胸が少し痛みながらも、あのときの自分も精一杯だったのだと思うようにしています。

 

その後も、
熊本地震、
北海道胆振東部地震による大規模停電(ブラックアウト)、
能登半島地震など、自然災害は続いています。

「まさか」は、いつどこで起きるかわからない——そう感じさせられます。

現在、居宅介護支援事業所では「BCP(業務継続計画)」の策定が運営規定に組み込まれ、万が一の際にも支援が途切れないよう、計画を立て、訓練を行うことが求められています。

今月、私の所属事業所でもBCPの勉強会と机上訓練を実施する予定です。課題はたくさんありますが、「知っている」「考えたことがある」という経験が、きっといざという時の力になると信じています。

私自身、大きなことはできませんが、

・事業所の備蓄を整えること
・利用者様やご家族様へ日頃から備えをお伝えすること
・いざというときの避難場所や行動についてチームで共有すること

そんな小さな一歩を、少しずつ積み重ねています。

防災は、特別なことではなく、日常の延長線上にあるものかもしれません。
完璧でなくてもいい。できることから、少しずつ。
それだけでも、未来の安心につながるのではないでしょうか。

みなさんは、どんな備えをされていますか。
この機会に、ご家族や身近な方と、話し合ってみるのもいいかもしれません。 ビタミンカラー・ミモザ写真