■ ミュージカル『ジョジョ』ネタバレ全開感想① ■ | 心に明かりを

心に明かりを

ー 暦は人生の道しるべ ー

前回の記事で

ミュージカル『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』

を観劇しての感想を書かせていただきましたが、

先日の記事は極力ネタバレは控えていました。

(配信公演のアーカイブ公開前でしたので)

 

が、しかし。

 

書きたい!!

ネタバレの内容を含めた感想が書きたい!!!

 

ということで、今回は

ネタバレ全開で感想を書きますニヤリ

 

まだ配信公演をご覧になっていなくてこれから視聴予定の方は

今すぐブラウザバックを……!

何も知らずに公演を視聴した方が、絶対に面白いので爆  笑

 

 

長めに余白を取っておきます。

↓↓↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では、ネタバレ感想に参りますスター

 

と言いながら、もう一つ前置きが(笑)

私のジョジョ知識ですが、こんな感じです。

 

【第一部】あらすじは知っている。漫画、アニメは見ていない。

【第二部】あらすじは知っている。漫画、アニメは見ていない。

【第三部】飛び飛びで漫画を読んだことがある。アニメは見ていない。

【第四部】飛び飛びで漫画を読んだことがある。アニメはほぼ全編見た。

 

ご覧の通り、『THE・にわか☆』ってな感じの知識しかありません笑い泣き

その私がめちゃくちゃ感動して、

「とにかく感想を書きたい!!」

と思わせるほど熱量のあるミュージカルであったことを、

最初にお伝えしておきたいと思います照れ

 

 

まずは舞台装置や演出に関する感想から。

冒頭から「すげー!!!」の連続でしたね。

フィルム撮影の映像演出、大きな高低差のある円形の舞台装置、

奈落からワイヤーで釣り上げられる石仮面の生贄。

 

そして、ロンドンに場面転換したところで円形の舞台装置が回る!!

その回転と高低差を利用して場面を作っているところに

開幕から視線が釘付けでしたキョロキョロ

 

あの円形の舞台装置、見てるだけでもかなりの傾斜がついていました。

なので、体感的にはもっと斜度を感じるのではないかと。

劇団四季の『ジーザス・クライスト=スーパースター』エルサレムバージョンでは、

舞台全体に急傾斜がついています。

で、「その舞台の上で演じるのはとても大変だ」

というような記事を昔どこかで読んだ記憶があります。

(曖昧な記憶なので、違ってたらすみません。。。)

 

斜度のあるセットの上で演じるだけでも大変なのに、

セットが動いてその上で歩いたりアクションしたりしながら演じるって……びっくり

演者の体幹どうなってんの? と、

しょっぱなから度肝を抜かれまくりでした。

 

で、この円形舞台装置。

扉のようなものが開閉する仕組みになっていて、

カメラのレンズを絞るような演出が随所で効果的に使われています。

特に一幕のクライマックス、ジョースター邸が炎上する最中

ジョジョとディオが二人で歌うシーンがめちゃくちゃ印象的でした。

 

てか、一幕ラストでディオが石仮面で吸血鬼になった以降は怒涛の演出でしたよね!

ジョジョが屋敷上部に逃げてディオが壁を歩くシーン。

映像と舞台上のリアル演出の複合技で

あんな風に表現されるとは思ってもみませんでしたびっくり

(文章で説明しきれないので、詳細は配信公演観てくださいね!)

 

ワイヤーアクションで、ディオが女神像に突き刺さるとか……!

もう、この演出考えた方、天才としか言いようがない。

そして、そのアイデアを実現可能な段取りに落とし込んで実際に演じるって……!!

現地で一幕終わったあと、興奮しすぎてめっちゃ友人にLINE送ってました(笑)

詳しいこと言えないから、

ひたすら「ジョジョのミュージカル、めっちゃすごい!!!」って笑い泣き

 

それから舞台上部の背景には大きな円形の出入り口があって、そこも開閉式になっています。

(円形舞台の最上部とちょうど高さが同じになっています)

私、オーガストリートの冒頭の演出がめちゃくちゃ好きなんですよ!

この穴に向かって、映像で吹雪が吹き込んでいく。

そこから飛び出してくるジョジョ。

吹雪(スモーク)煙るなか階段を警戒しながら降り、吹き溜まりの街に足を踏み込む。

ほんと、めっちゃくちゃカッコよかったです爆  笑

あと、ここのスピードワゴンの仕込み刃のついた帽子を飛ばすシーン。

ライティングと連動した小道具の仕込み、演技での視線誘導で見事に表現されていました。

これもほんと、素晴らしかったっす。

 

そして、誰もが「どうやって表現するの?」と思っていたのが『波紋』ではないかと。

まさか……波紋を人が演じるとはびっくりスター

前に出て演じる黒子さん、とでも言いましょうか。

めちゃくちゃ斬新でした爆  笑

 

前回の記事でも書いた通り、

こちらのミュージカルは『段取り命』だったと思っています。

舞台装置の操作、ライティング、映像、音楽、キャストの演技

すべてが揃わないと一つの場面として成立しないし、

この高低差のあるセット、動くセットでは一つの段取り間違いが

大きな事故に繋がってしまうことは明白だと思います。

どこまでもどこまでも緻密なリハーサルが必要。

でもそれは、セットが完全に組み上がってからしかできない。

ここまでの完成度に仕上げるのは、見ている側には計り知れない

とてつもない労力が必要だったんだろうな……と思いました。

 

 

まだまだ舞台装置や演出について書き足りないところはありますが、

次は音楽の感想に参りましょう。

 

もう! とにかく! 

音楽が全編クソかっこよかった!!!

 

バンドの生演奏っていうのが、まず超絶喜びポイント音譜

音楽好き、ライブ好きの私としては、生音で伴奏が入るとわかって

テンション爆上がりになりました爆  笑飛び出すハート

 

舞台が始まって一発目に流れる曲がまず印象的ですし、

それぞれのキャラクター、場面によって

楽曲のメインテーマが決まっているというのもよかったです。

その曲がリプライされるごとに、深みと重みが増していって。。。照れ

 

狂言回し役のスピードワゴンが基本ラップ、というのは

上手いこと考えたなぁ、と思いました。

個人的にはジョジョ、ツェペリ、ディオの曲が好きですドキドキ

 

ジョジョミュージカルのライブ音源CD、発売してくれないかな……。

聴いて覚えて歌いたい口笛

 

次は演者のみなさまの感想に行きたいところですが。。。

長くなりそうなので、その2に続くっ爆  笑