おはようございます
↑連日暑い日が続きます。
昨日は「子どもの癇癪(かんしゃく)がひどすぎて、どうしていいかわからない」というご相談がありました。
4歳の息子も想い通りにいかないと癇癪を起こすことがあります。
そんなときは「自分の育て方が悪いんじゃないか」と心配になってしまいますよね。
でも安心してください。
特に5歳くらいまでの子どもは、まだ自分の気持ちをうまく言葉にできないので、癇癪を起こすことは当たり前なんです。
「どうしていいかわからない」
「もっと遊びたい」
「ママみたいにうまく〇〇できない」
「かまって欲しい」
「眠い」
「お腹が空いた」
うまく言葉にできるようになってくると、自然と癇癪も減っていきます。
でも、気をつけないと癇癪を増やしてしまうことがあります。
今日は癇癪を減らすためにできることを4つお伝えしたいと思います。
癇癪を減らす4つの方法
子どもの「今」に寄り添う
子どもに声をかけられても「あとでね」「今はダメ」などと後回しにすることが多いと、癇癪を増やしてしまう可能性があります。
子どもの気持ちを満たしてあげることが大切です。
忙しいときでも、子どもに「見て」と声をかけられたら、ほんの数秒でも手を止めて子どもの目を見て答えてあげましょう。
それから「あとでまたゆっくり見せてね」と伝えます。
必ずしも、10分も20分も子どもの相手をしてあげる必要はありません。
少しでも今の気持ちが満たされれば子どもも満足することができます。
大人が言葉に気をつける
「いいからやって」
「早くして」
「違う!そうじゃない!」
「〇〇って言ったでしょ」
親に言われた言葉を子どもはマネします。
子どもの行動にイライラすることはたくさんありますよね。
そんなとき、イライラをそのまま言葉にしてしまうと、子どももむしゃくしゃしたときには同じような言葉を使うようになってしまいます。
イライラしたときにはイライラしている自分を認めてあげることが大切です。
「子どもが早くしてくれないからイライラしている」
すると、子どもが癇癪を起こしたときにもそれを認められるようになるのです。
「子どもはうまく靴下が履けないからイライラしている」
イライラにイライラをぶつけて収集がつかなくなるのは避けたいですよね!
子どもの気持ちを代弁する
癇癪の原因はうまく言葉にできないこと。
つまり、言葉にするお手伝いをしてあげることで、癇癪をどんどん減らすことができます。
靴下をうまく履けずに癇癪を起こしてしまったら
「うまく履けないから悔しいんだね」
のように、癇癪を言葉に変えてあげます。
自分で気持ちがわかるようになると、落ち着きやすくなります。
これは癇癪のようなマイナスの感情のときだけでなく、楽しいときや嬉しいときなども言葉にする練習になります。
「一緒にお出かけすると楽しいね」
「きれいなお花が咲いていて嬉しいね」
など、たくさん気持ちを言葉にしてみましょう。
健康管理に気をつける
栄養不足や睡眠不足も癇癪の原因になってしまいます。
癇癪の原因になりやすい甘いものを控え、神経系の機能を整えてくれるタンパク質、亜鉛やマグネシウムなどをしっかり摂取することが効果的と言われています。
「腹を立てる」
「はらわたが煮えくりかえる」
など、怒っている状況をお腹や内臓などをつかって表現されることがあります。
実際に怒りと腸内環境は密接な関係にあるのです。
つまり腸を整えてあげると、気持ちも安定しやすくなるのです。
腸にはヨーグルトや漬物、納豆などの発酵食品が良いとされています。
積極的に食事に取り入れていきたいですね!
今日も素敵な一日をお過ごしください。
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