おはようございます
もうすぐ新学期が始まりますね。
新しいことに挑戦したり、目標に向かってがんばろうと意気込んでいらっしゃるかもしれません。
しかし人生には失敗がつきものです。
失敗したときに、お子さんには
「私にはできない」
「また失敗したらどうしよう」
と、失敗から挫折したり落ち込んでしまうより
「もう一度やってみよう」
「他の方法を探してみよう」
と前向きに取り組んでもらいたいですよね。
このような失敗にも耐えられる「心の強さ」や失敗から「回復する力」はどのように身についていくのでしょうか。
今日は、失敗しても素早く立ち直ることができる力「レジリエンス」をご紹介します。
レジリエンスがあると、困難な状況でも生き抜くことができるんですよ。
レジリエンスが高い3つのメリット
ポジティブな思考を持てる
困難な状況でも、ポジティブな思考へ柔軟に変換することができます。
自分の良い部分を見つけたり、自分にできることを探したりすることができます。
感情をコントロールできる
困難な状況でネガティブな感情が起こったときに、いつまでもネガティブでいることがありません。
これは自分で自分の感情をしっかりと受け止めることができるためです。
次の行動に移せる
失敗したり困難な状況でも立ち止まらず、次の行動を起こすことができます。
必要があれば助けを求めることもできます。
レジリエンスを高めるために親ができる3つのこと
子どもの気持ちに寄り添う
失敗したり、うまくいかなかったときこそ、気持ちに寄り添うことが大切です。
ネガティブな感情も受け入れてあげることで自己肯定感も上がっていきます。
「そんなことで悩まないの」「気にしてちゃダメ」とネガティブな感情を否定するのではなく
「悲しい気持ちになるね」「落ち込んでしまうよね」とお子さんの気持ちに寄り添ってあげましょう。
自己肯定感があるからこそ、次の行動へ移すことができるのです。
見守る
お子さんの様子を見守ることも大切です。
見守り状況を把握しておくことで、いつでも助けることができます。
すぐに手を貸してしまうのではなく、必要なのはお子さん自身で立ち直ることができるようになること。
「こっちの方が早くできる」とアドバイスせずに、失敗から学ばせることで生きる力がしっかりと身についていきます。
いつでも助けに応じることができる
お子さんが助けを求めることができる環境が必要です。
いつでも安心して助けを求めたり、甘えたりすることができる場所があるからこそ、いろいろなことに挑戦することができます。
ここでも、お子さんの気持ちに寄り添うことが大切になります。
どんなネガティブなことも受け入れてあげることで、お子さんは安心することができます。
助けを求めやすいように、普段からコミュニケーションを取っておくことも大事ですね。
まとめ
失敗や困難な状況は、お子さんが成長するために欠かせないものです。
そこから自分の力で素早く立ち直ることができる力「レジリエンス 」を育てるためには、次の3つが大切です。
・子どものどんな気持ちにも寄り添う
・親から手を貸すのではなく見守る
・いつでも安心して助けを求められる環境をつくる
お子さんが様々なことに挑戦できるよう必要最低限のサポートをしていきたいですね。
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