虚しさを感じない、虚しさ | 心屋仁之助オフィシャルブログ「心が風に、なる」Powered by Ameba

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見えないけれど、やさしく包んでくれる。
風のように、水のように、普通の幸せに気づける、
そんなお話をお届けしようと思います。

⚫︎このブログは、2021年4月より、

心屋仁之助に代わり

心屋オフィシャル入門インストラクターと

オフィシャル認定講師によってお届けしています

 

 

心屋塾入門インストラクターの

ゆみっち、こと林由美です。


 

 

悲しいから、ただ泣く。

腹が立つから、ただ怒る。

嬉しいから、ただ喜ぶ。

 

 

私たちが

それができなくなったのは、なぜだろう?

 

 

私たちが

それができなくなったのは、いつからだろう?

 

 

 

心が裂かれるほど、悲しいのに

 

「泣いたって、仕方ない。

時が戻せるわけじゃない。」

 

 

 

気が狂うほど、怒りが突き上げるのに

 

「怒ったって、意味がない。

現実が変わるわけじゃない。」

 

 

 

じっとしていられないほど、嬉しくてたまらないのに

 

「そんなに喜んじゃ、みっともない。

周囲の人に何と思われるか。」

 

 

 

悲しいから、ただ泣く。

腹が立つから、ただ怒る。

嬉しいから、ただ喜ぶ。

 

 

 

これ、って

生きるうえで、基本形のように思うのだけど

 

果たして、できてる人、っているのかな?

 

みんな、どうやって、生きてるんだろう?

 

私は、どうやって、生きてきたのだろう?

 

 

 

 

 

 

 

 

時が戻らなくたって

現実が変わらなくたって

周囲の人にどう思われたって

 

 

悲しいなら

腹が立つなら

すっごく嬉しいのなら

 

 

泣けばいい。

怒ればいい。

喜べばいい。

 

 

だって、それが感情でしょ?

 

 

泣く。

怒る。

笑う。

 

 

ただ、それだけで完結するのが

「感情」のはずなのに。

 

 

意味を求めたり

理由を探したり

人目を気にしたり

 

 

そんなの、感情じゃない、よね?

何かのための、感情じゃない、よね?

 

 

時が戻るのなら、泣く?

現実が変わるのなら、怒る?

周囲に受け入れてもらえるなら、笑う?

 

 

そんなの、感情じゃない。

 

 

私はそう思うのだけど、あなたはどう思う?

 

 

それは、自分自身へのコントロール、

 

 

そう、私は思うのだけど、

あなたはどう思う?

 

 

 

 

 

 

 

 

ある人が言いました。

 

 

「大好きを感じるためには、

まず、大嫌いを感じなきゃいけないらしいから

 

私、

親を大好きになるために、

まず、大嫌いになろうと思うんです。

 

だけど、

今まで、好きも嫌いも含めて

いろんな感情を封じ込めてきてるから

 

だから

親に対しても、大嫌いの感情を思い出そうとしても

なんか、ザワザワするんです。

 

だけど

私はまず、

 

大嫌いを知る必要があるんですよね?

 

そうしないと、

私は、前に進めないんですよね?」

 

 

 

 

 

 

 

 

感情、ってね

 

自分の中から

湧き上がってくるもので

 

そもそも

コントロールなんて利かないもの。

 

そして、コントロールをする必要もなくて。

 

 

だから、感情なの。

それが、感情なの。

 

 

時が戻るのなら、泣く?

現実が変わるのなら、怒る?

周囲に受け入れてもらえるなら、笑う?

 

 

大好きになるために、大嫌いになる?

 

 

それはね

きっと感情じゃない、と私は思う。

 

 

思考なんだよ。

 

 

自分の感情を

思考という操作で、無理やりにコントロールしようとしてるんだよ。

 

 

そんなふうに

 

感情がコントロールできると思ってるのも

実は私たち人間の傲慢さかもしれなくて。

 

 

一見、コントロールできたかのように見える感情は

 

 

私たちの中で

ずっと、燻ってる。

ずっと、燃えている。

ずっと、煮えたぎっている。

 

 

だから、それを抑えるために

もっともっと、と

 

 

それ以上、より以上の、

強い思考のコントロールが必要になる。

 

 

感情を押さえつける、蓋が必要になる。

 

 

もっと重い蓋

もっと分厚い蓋

もっと頑丈な蓋

 

 

そして

私たちは

 

 

さらに

 

泣けなくなる。

怒れなくなる。

笑えなくなる。

 

 

なお一層の

 

意味のある涙を流し

理由のある怒りを探し

認めてもらえる喜びを見つけようとするの。

 

 

そうして

 

ただ泣く

ただ怒る

ただ笑う

 

 

そこから

ますます、遠ざかっていってしまう。

 

 

 

 

 

 

 

 

幼い頃から

自分の感情を

周囲の大人たちに受け止めてもらえなかった、あの子は

 

 

「感情を出す、って、とても虚しいこと」

 

そんなふうに言ったけど。

 

 

きっと違うと、思うんだ。

 

 

それは

「虚しい」と思ったことを、

自分自身で、瞬時に封じ込めてしまったことが

 

 

虚しかったんだ。

 

 

受け入れてもらえなかった寂しさを

十分に感じられずに、蓋をしてしまったことが

 

 

寂しかったんだ。

 

 

そして

感情を出さないことへの、理由づけに

その虚しさを、使おうとしてしまってるんだよ。

 

 

 

私たちはもう大人。

 

あの頃の

周囲の大人の顔色を見て、ビクビクしてた子どもじゃない。

 

 

だから

さあ、今から

 

泣こう!

怒ろう!

笑おう!

 

もう、誰に遠慮なんてすることない!

 

もう、誰に対しても

ビクビクしなくていいのだから。

 

 

ただただ、素直に

ただただ、シンプルに

 

 

悲しいから、泣く。

腹が立つから、怒る。

嬉しいから、喜ぶ。

 

 

これ、って

生きるうえで、

やっぱり基本形のように思うから。

 

 

私も、

今まではともかく

 

 

これからは、

その基本形に忠実に

生きていきたいと思うのです。

 

 

 

▼今回の記事担当は、ゆみっち、こと林 由美でした。

ブログ:https://ameblo.jp/yumi221379/entrylist.html

 

 

 

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