⚫︎このブログは、2021年4月より、
心屋仁之助に代わり
心屋オフィシャル入門インストラクターと
オフィシャル認定講師によってお届けしています
心屋塾入門インストラクターの
ゆみっち、こと林由美です。
貧困よりは裕福を
空腹よりは満腹を
下層よりは上層を
「ない」よりは「ある」を
劣悪よりは優良を
悲惨よりは至福を
惨めよりは誇らしげを
病気よりは健康を
私たちは、いつも望んでしまう。
私たちは、それをとことん、追い求めてしまう。
だけど。
その
裕福が
満腹が
上層が
「ある」が
優良が
至福が
誇らしさが
健康が
私たちを苦しめることがあるのです。
不思議ですけどね。
それはなぜか？
それらに支配されてしまうからです。
その、ありがたさゆえに
その、甘い蜜ゆえに
その良さを
誰よりも知っているがゆえに
もう、それを手放すことができなくなる。
それがない世界へ行くのが、怖くなる。
本当はやりたいことがあっても
本当は違う場所に行きたくても
本当はそこに息苦しさを感じていても
違う世界へ行くことは
許されなくなってくる。
誰に許されない？
何に支配されている？
それは、自分自身に。
そして
そうやって
自分自身を支配した先で待っているのは
魂の衰退。
そう、
自分の魂を、自分自身で蝕んでいくことになるのです。
そして、一方
貧困が
空腹が
下層が
「ない」が
劣悪が
悲惨が
惨めが
病気が
私たちの背中を押し、勇気を発芽させ、
私たちを
本当に行きたい場所へ
自由に羽ばたかせてくれることもあります。
本当に皮肉なものだなぁ、と痛感させられます。
私はパニック障害になって
自由を手に入れた、と思っています。
電車に乗れないくせに
飛行機に乗れないくせに
行きたい場所へ行けないくせに
心は自由を手に入れたのです。
勇気を、軽快さを、
自分の選択権を、手に入れた。
パニックになる前の私は
旅行とか
ライブとか
自由に飛び回って
仕事も、趣味も、お金も、友人も、
ありがたいものを手にして
甘い蜜の世界で生きていたのかもしれないけど
だけど
いつも心はがんじがらめで。
窮屈で
息苦しくて
自分で、自分を生きられないように感じていたことを
ありありと思い出すのです。
これは
結婚や、子育てや、職場にも当てはまります。
どんなに、恵まれた結婚でも
どんなに、優しいパートナーでも
どんなに、いい条件の職場でも
どんなに、状況が整っていても
どんなに、親が何でも要求を聞いてくれた、としても
しんどくなって
息苦しくなって
その場所には、いられなくなる時がある。
恵まれているからこそ
そのことで、余計に支配されてしまうことが、あるのです。
それは
恵まれた結婚に
優しいパートナーに
いい条件の職場に
状況が完璧に整ってることに
親が何でも要求を聞いてくれることに
あなたが支配されてしまうこと
あなたの魂が、蝕まれること
そう言っても過言ではないのです。
結局
やはり、自分を満たしてくれるものは
自分の外側にはない、ということなのです。
充足感も
充実感も
多幸感も
自分の外側の条件では、得られない。
もし、外側の条件が
自分を満たしてくれそうな時は
その恩恵を享受するとともに
それに支配されていないかも、振り返る必要があるのです。
私たちは、いつ、どんな時も、弱くてズルい生き物だから。
私たちは、いつ、どんな時も、自分を騙す生き物だから。
甘いメリットに
私は魂を蝕んでいないか。
そして、出来ることなら気づいていきたい、と思います。
私たちの内側にしか
私を満たしてくれるものはないことを。
実は、外側の欠けた状況が
内側の自分本来の望みを
見つけやすくしてくれることも。
▼今回の記事担当は、ゆみっち、こと林由美でした。
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