我こそは史上最悪の悪魔なり | 心屋仁之助オフィシャルブログ「心が風に、なる」Powered by Ameba

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見えないけれど、やさしく包んでくれる。
風のように、水のように、普通の幸せに気づける、
そんなお話をお届けしようと思います。

⚫︎このブログは、2021年4月より、

心屋仁之助に代わり

心屋オフィシャル入門インストラクターと

オフィシャル認定講師によってお届けしています

 

 

心屋塾入門インストラクターの

ゆみっち、こと林由美です。

 

 

昔々

そうですね、25年前のこと、です。

 

 

私は、自分のことを

「この世の中で、これ以上ない最悪な人間であり、最低な女」

 

 

そんなふうに思って、生きていました。

 

 

そして

それが、つい、3年ぐらい前まで続いていたんですね。

 

 

だから

まあ、20年以上は

 

 

「この世の中で、これ以上ない最悪な人間であり、最低な女」

 

 

自分のことを

そう思って生きていたことになります。

 

 

 

 

 

 

 

真剣に

自分のことを

 

 

「人間の皮を被った悪魔」だと思っていましたし

 

 

「理性も愛情も持ち合わせていない、動物以下の生き物」だとも思っていました。

 

 

 

だけど

今朝、あることをふと思い出したのです。

 

 

それは。

 

 

 

 

 

 

 

私が、悪魔のような自分自身に、打ちのめされて

 

 

「この世の中で、これ以上ない最悪な人間であり、最低な女」

 

 

それを

必死で、自分自身にも、

 

 

そして

仲の良い友人にも、そう訴えていた25年前。

 

 

その当時に

仲の良い友人に、何気に言われたのです。

 

 

 

 

「今ね、遠藤周作という作家が

 

 

『我こそは、この世界中で一番悪い人間であり、悪い女だ!』

と思う人を募集してるの。

 

 

どこが悪いのか、どんなふうに悪いのか、どうしてそう思うのか

 

 

それを書いて送ってほしい、って。

 

 

由美ちゃん、それに応募してみたら?」

 

 

 

 

(確か、遠藤周作だったように記憶してる)

 

 

 

 

友人は

意地悪なつもりは全くなく

真顔で、私にそう言いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そのときね

私、どうしたと思います?

 

 

 

 

 

 

 

実は

その友人に、そう言われた瞬間に

 

 

「あ、私はそこまでではないな」

 

 

そう思ったんです。

 

 

「きっと私以上に悪い人、たくさんいるな」

 

 

そうも思いました。

 

 

「だから、応募しても、きっとダメだな」

 

 

そんなことも笑

 

 

 

 

 

 

 

 

きっと、わかってるんですよね。

 

 

「私は最悪だ!

「私は最低だ!」

「私は悪魔だ!」

「私は動物以下だ!」

 

 

そんなことを言いつつも

 

 

「きっと、そこまでではない」と

どこかで、そうわかってるんです。

 

 

では、なぜ、そんなことばかり言ってしまうんでしょうね。

 

 

なぜ、

私は悪魔だ!最低最悪だ!と言うのでしょう?

 

 

現に

私も、

 

 

遠藤周作には、応募しなかったくせに

(きっと負けると思ったくせに←何に負けるんだかw)

 

 

その後もずっと

20年以上、そう言い続けてきたのですから。

 

 

じゃあ、なぜ

私は、そう言い続けてきたのでしょう?

 

 

(誰に聞いてる?w)

 

 

 

 

 

 

今なら分かります。

 

 

誰にも、言われたくなかったんです。

 

 

「あなた、最低ね」

「あなた、最悪ね」

「あなた、動物以下ね」

 

 

そう、言われたくなかった。

 

 

実際、私はこれらの言葉を

たくさんの人に、何度も言われてきました。

 

 

そして

言われれば言われるほど

 

 

私自身も、その通りだと思ってきたのも事実です。

 

 

だけど

言われれば言われるほど

 

 

これ以上、言われたくない、との気持ちが大きく働き

 

 

言われる前に、自分で言い始めたのだろうと思います。

 

 

「言われなくても、自分でわかってるよ」

「自分で罰するからね」

「わかってるから、もう言わないで」

 

 

 

そして、これ以上言われないように防御をする。

 

 

そんな方法で

 

 

ある意味

私自身を守ってたのだと思うのです。

 

 

だけど

それって本当に、守ってた?守れてた?

 

 

もし本当に守れてたなら

当時の私の苦しみはもっと違ってたんじゃないかな。

 

 

これって

私としては、守ってたつもりなんですけど

 

 

守ってたようで

実は、逃げてた、のです。

 

 

逃げる、って、何から?

 

 

周囲の人から?

悪口から?

 

 

いいえ、

 

 

自分自身から、なのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

本当はね

 

 

当時の私の本当の気持ちは

 

 

「言われなくても、自分でわかってるよ」

「自分で罰するからね」

「わかってるから、もう言わないで」

 

 

では、ないのです。

 

 

本当の気持ちは

 

 

「私だって、そうしてしまう理由があったんだ!」

「私だって、本当はこんな生き方を望んでるわけじゃないんだ!」

「私だって、ただ幸せになりたいだけなんだ!」

 

 

私だって、私だって、私だって。。。。。

 

 

そんな、怒りと、悔しさと、不甲斐なさと、情けなさと、寂しさと

 

 

いろんな気持ちが、ごっちゃになって

 

 

だけど、

 

 

誰も

そんなことわかってくれなくて

 

 

誰も

私の言い分なんて聞いてくれなくて

 

 

どうせ、わからない奴らには、何にも言いたくないし、もう言わない。

 

 

だけど

これ以上、私にひどい言葉を投げつけてくるのだけはやめてくれ!

 

 

それだけは、やめてくれ!

 

 

私は、そこまで、悪い人間じゃない!!

 

 

心の奥底の方では

そう思ってたんじゃないかな〜。

 

 

なんて、思うのです(遠い目

 

 

そんな自分の本音の部分から逃げようとして

 

 

「言われなくても、自分でわかってるよ」

「自分で罰するからね」

「わかってるから、もう言わないで」

 

 

を、周囲に伝えたいために

 

 

「私は最悪だ!

「私は最低だ!」

「私は悪魔だ!」

「私は動物以下だ!」

 

 

これを、20年以上、言い続けてきたと思うのですよ。

 

 

いやあ、長かった。

 

 

この20年は、「死んだ方がいい」とも思ってたので

やはり長いですね。

 

 

人生の約半分。

 

 

だけど

あとの半分も、(物心ついてから大人になるまで)

 

 

形を変えた自分責めをして

種類の違う罪悪感を持って生きてきたので

 

 

結局

ここ3年ぐらいなもんです。ラクになったのは。

 

 

人生のほとんどを、そんなふうに生きてきたとは。

 

 

いやあ、マジで長かった(2回目

 

 

 

 

 

 

 

でも

今の私だから言えることもあります。

 

 

そんな守り方(逃げ方)も、

当時の私には、必要だったのだ、ということ。

 

 

そんな時間があったから、気づくことができたのですから。

 

 

そして

今日のブログで、私が最も言いたかったこと。

 

 

それは。。。。

 

 

 

 

 

 

 

私は、〇〇だから

 

私は、□□だから

 

私は、■■だから

 

 

 

本当に、そう思ってますか?

 

 

 

もし、今、

生きづらい生き方をしているのなら。

 

 

 

それ、自分の本心から逃げようとしている言葉なのかもしれません。

 

 

 

そして

 

 

 

実は、そう思ってないかも、と気づくこと

 

 

 

それだけで

ラクになれることもあるかもしれません。

 

 

 

▼今回の記事担当は、ゆみっち、こと林由美でした。

ブログ:https://ameblo.jp/yumi221379/entrylist.html

 

 

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