★【心屋からのお願い】心屋の最後の本「生き方」「土台を変える」本です。
「あの苦労とがんばりがあったから、
今があるんでしょ」
と、なぜかひとは、
「いま」うまくいっているひとの中に
「苦労」「がんばり」を求めたがる。
僕もよく言われます。
「過去の尋常ではない、
あの努力があったからですよね」
と
テレビなどのインタビューでも必ず
「どんな苦労を乗り越えてきたんでしようか」と聴く。
そこでその成功者が
「いやー、なんかへらへらやってたらみんなに助けてもらって、なんか知らんけどこうなったんすよ」
って言ったら、
その部分はカットされるだろうし
「いや、でも、きっと見えない苦労があったと思うんです、たとえば・・・」
とインタビュアーは食い下がると思うのです。
歌手がヒットを飛ばしたとき、
作家がベストセラーを書いたとき、
スポーツ選手が優勝したとき、
「下積み時代」「不遇の時代」
「売れなくて、うまくいかなくて苦労した話」
を聴きたがる。
無い場合は、
へたしたらでっち上げようとすることもあるかもしれない。
演歌な世界です。
札びら切って、いい選手集めて
強いチームを作っても批判される。
公立高校で、お金もなく、
血反吐を吐くような練習をして、
礼儀正しく、高校生らしく泥まみれになって
戦ったチームの方が共感を呼ぶ。
雪で練習が出来なくて、とか
設備がそろってなくて、とか
大会直前に身内に不幸があって、とか
エースの怪我があって、とか
痛み止めを打ちながら・・・とか
という「スパイス」を求める。
そしてそこに「感動」する。
長髪で
挨拶もせず
全員がホームランを狙って振り回してきて
ボカスカ打って勝ったら
なんて言われるのだろう(笑)
実は、
テレビに出ていた時に感じていたことは、
僕のコーナーでは
芸能人の悲惨な過去、闘病生活、などを
徹底的に紹介していました。
そして、
「それを乗り越えて、いま!」
と続きます。
「そして、いまもなお」と。
いま、幸せだとしても
「苦労を乗り越えたのなら、いま成功してても、幸せであっても特別に許す」
という感じ。
「ただ、幸せ」
「ただ、うまくいっている」
というのだと、
世間は、嫉妬、許せない、
上手くやりやがってという、
えも言えぬ思いが湧くようで、
でもそこで
「そこまで苦労したのなら、そのつらい思いをしてきたのなら、いま幸せでも特別に許す、しかたない」
という意味のわからない上から目線が
多くの人にあることに気づいた。
そして、その視点で番組が作られていく。
だから、笑いの場面よりも
泣く場面を求めていく。
「かわいそう」「つらかった」「頑張った」を。
だから、
幸せなニュースよりも
不幸なニュースばかりになっていきます。
ああ、ココに居てはダメだ、
そう思ったのです。
実際のロケ現場でのカウンセリングの場面は
実は爆笑場面がいっぱいで楽しかったのに、
全部ボツでした。
とはいえ!!
そーゆーアレは除いたとしても
その結果沢山のひとの心に届いたから
アレはアレで大正解だったのだと思う。
見てもらわないと始まらないもんね。
僕らは、いましている苦労や、
してきた苦労が、ただの苦労、遠回りであることも認めたくない。
もちろん
「それがあったからこその今」というのも
あると思います。
でも、僕はそれ以上に
「それがなかったら、もっと面白い、いま」が
あったのだろうと思うのです。
「もっと違ういま」
「全く違ういま」
がきっとあった。
もしかしたら、、だけどね。
成功のためには
苦労が必須という、
その価値観はもういらないと思うのです。
実際、テレビの仕事は
全くがんばりも苦労もなかったし
本が売れたのもなんの苦労もなかった。
「いや、そうなるまでの苦労があったはず」
そ、そう、ですね(苦笑
実際、、それまでは、
なんやかんやと苦労とがんばりでやってきて、
「あ、もう、これ、やめよ」
と思ったら、変わったわけです。
まさに
「いやー、なんかへらへらやってたらみんなに助けてもらって、なんか知らんけどこうなったんすよ」
でした。
朝から固そうな犬がいた
でも、それを言うと
苦労してきたひとと
今苦労しているひとは
「否定されたような気がする」と言います。
ちゃいますから。
苦労してるヒマがあったら
苦労を遊んでほしいなと思うのです。
ゲームを攻略するみたいに。
努力は、裏切らない?
裏切りますよ、努力なんて簡単に裏切る。
それは「結果」にこだわるから。
でも
楽しみ、は、裏切らないのです。
楽しみは、自分の心に従っているから。
結果に拘らないから。
努力と苦労は
「正しさ」に従っていたり
「罪悪感」を感じなくするためだったり
「恐怖」に従っていたり
「無知」に従っているだけなのです。
だから
箱根駅伝で青山学院の「ワクワク大作戦」が出たときは嬉しかったなぁ。
努力や苦労は
美談ではなく、
楽しく笑える過去でいいのです。
「あの頃の自分はバカだったなぁ」と
笑いのもとにすればいい
そう「僕は」思うのです。
僕も、ずっとそこに気付かず
努力をしてきたひとでした。
努力は「した分の何分の一かは報われ」ます。
でも、僕は少なくとも
努力と苦労をしなくなって、
楽と遊びと楽しむことをし始めてから
突然世界が変わったのです。
2015年6月15日の記事をリライト
その頃のBeトレ(もう歌ってた
9月のnote
https://note.com/kokoroya/n/n94fe5766c2ba
https://note.com/kokoroya/n/n086c164ffd33
https://note.com/kokoroya/n/nfcdbd9bd777d
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