■前者がイラついてるのはわかるんだけど。ADHDも、ただの「前者から見た後者」なのです。 | 心屋仁之助オフィシャルブログ「心が風に、なる」Powered by Ameba

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見えないけれど、やさしく包んでくれる。
風のように、水のように、普通の幸せに気づける、
そんなお話をお届けしようと思います。

後者は、

前者にイラつかれます。
◼︎前者がイラついてるのはわかるんだけど。後者の役割


でも、何にイラつかれているのかわからなくて
予想や仮説を立てて

「空気が読めてないんだ」
「動きが足りないんだ」

つまり
「わたしが悪いんだ」

と思って

空気読みます → 読み間違い
動きます    → 余計な動き(違う、そうじゃない
謝る       → なにを謝ってるのかわかってんの?

と、さらにイラつかれます。


頑張ってるのに
頑張ってるのに
頑張ってるのに


うまくいかない。


なんで怒られるのか
なんで嫌われるのか
なんで不機嫌になられるのか


わからない
わからない
わからない


唯一の答えが
「わたしが、わるいんだ」
「わたしが、悪いということにしておこう」

で、

誰かの顔色を見てたら

「あ、また、わたし、なんかやらかしたな」
「思ったこと言っただけなのに」
「いいと思ってやったのに」


イラつかれてる。。。。

どうすればいいのか
わからない。

そんなときに、
後者にとって必要なのが

「それが、何か?」

という開き直りです。



もうね、
こういう時の後者は、
何しても怒られるのです。

かといって
何もしなかったら、
また怒られるのです。

前に進んでも
後ろに引いても
動けない、カメ状態で、


ただ、ただ
「正解を探す」わけです。

「怒られない正解」です。


ずっと
顔色見てしまう。

そんなことになったらもう
モノ言えないですよね。


だから、怒られたら

「それが、何か?」


です。

これを言う勇気、
これ、勇気だけです。



後者は
前者のような
「あたまのいいひと」「できるひと」
に憧れるので

よりによって
わざわざパートナーに前者を選び、


「怒られに」
「バカにされに」

いくのです。


でも、実はそれは
「走り続ける前者」を救う行動なのです。

損な役割だね。
でも、とつても癒しの人なんです。

なーんにもせんのが
一番役に立つのです。


「じゃ、仕事はどうすればいいのか」

って

「気を利かせる」とか
「がんばる」とか
「役に立とう」とか
「喜ばせよう」とか考えずに


ただ、ぼーっとしてたらいいのです
ただ、面白がっていたらいいのです
ただ、なんとなくそこにいればいいのです。


「え??? わたし、何もしてないよ???」
「何の役にも立ってないよ???」

ぐらいがちょうどいいです。




怖いでしょー
損でしょー
ないわー、でしょ

そこに答えがあるのですよ。




以下、とっても大事なので読んでほしい投稿です。
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仁さんこんばんは。

21日の永久保存版のコメント欄に

「また前者の人を好きになって最終的には馬鹿にされるんじゃないか、
それが怖いから仁さんアドバイスください」

と言ったものです。

「あ~、自分固かったな~」と思います。

たとえ馬鹿にされたとしても、
自分で自分を馬鹿にしなければいいんですよね。


今までは馬鹿にされて「あ~私はだめだ~」と思って
自分を思いっきり否定してきたから今の流れになっている。

だから今度は自分のことを
言われるがままにダメだって思わないようにします。

時間がたって自分の考えが出てきたように、
前者の人と会話をすると、

前者の思考のスピードに自分の思考が間に合わないことがよくあります。
会話中に自分の考え・思考が出てこないのです。

相手の言っていることも会話中に理解できずフリーズします。

人を前者後者に当てはめることは意味がないのでは…
と言うご意見の方がいらっしゃいました。

私は自分が後者とわかってよかったです。


これまでわけもわからずもがいていた理由がわかったからです。

ADHDもアダルトチルドレンも、そんな言葉も知らず、
どこか周りについていけない感を感じ、

前者の元夫に自分のことを説明しようとすればするほど、
言い訳ととられ、いつしか自分のことを伝えるのもやめてしまいました。

仁さんやその他認定講師の方が
前者後者のことをわかりやすくまとめてくれたおかげで
「そういうことか~!」と前者後者について理解できました。

元夫には自分のこと理解してもらえませんでしたが
仁さんのブログを見て

「あ~!わかってくれる人がいるんだ~!」
と思うことができ心から救われました。

身近な人に伝えることはできませんでしたが、
わかってくれる人が一人でもいることで
気持ちがずど~んと沈まずに済みます。

ぶぶ漬けの記事は強烈でした。

まだ立ち直れない感もあります。


元夫とのやり取りを思い出しても
相手を怒らせていることはわかるんです。


でもなぜ怒らせているかはわからない。
めっちゃきつかったです。

夫は身内ですけど、これを子供の学校関係とか
ご近所とかそういうところでもやらかしてきちゃったのかな~と思います。

元夫には

「どうせお前には俺が何を怒っているのかわからないんだろう…」
と嫌味を言われてしまいました。

仁さんのブログを見ていていつもは
「あ~、わかってくれる人がいる」と心にしみて泣きそうになりますが。

ぶぶ漬けの時は

「あちゃ~、自分のわからないところで、
だけど自分が原因で人を怒らせてるんだ~」

とどうしたらいいのかわからず泣きそうになりました。

とはいえ

そういう自分をこれからはだめだだめだって、
あまり思わないようにします。

だってこちらには悪意がないんです。



開き直るつもりはないですけど、

そこ、
自分をダメだって思わないことで
これまでとは違う自分と出会えたらと思います。

仁さん、仁さんは前者なのに後者のことをわかってくれてとてもうれしいです。

私は前者の人がうらやましいです。
だって「できる」んですから!!!



なんですが今回のこの一連のことで



前者の人も後者のこのどうしようもない気持ち、

お役に立ちたいけど立てない、理解したいけどわからない…
後者独特の気持ちがわからないんだと思いました。

前者後者の名札を付けているわけじゃないし、
前者も後者部分、後者も前者部分を持っていたりします。

お互いにもうちょっと理解しあえる、
思いやることができる関係ってできないのかな~と思います。


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ステキなメッセージありがとう。

「違い」を「分かり合う」
とっても素敵です。

もちろん

ウサギとカメ、
違う生物なので(笑)

完全に分かり合うことはないのだと思います。

それでも
「わかろうとする努力」
「理解しようとすること」

そして
「理解して許す」
ことが


唯一の方法だと思うのです。

相手を許し
違いを許し
自分を許す


「こんな自分でいいんだ」と。



学習障害や
ADHDとか言われるものも

「病気」ではなく
ただの「前者になれない後者」だと
「前者」がラベルを張っているだけの話です。

統合失調も

「それに困っているひと」が

「前者でありたい自分」と
「本当は後者の自分」が
闘って分裂しているだけです。


だから
「それで困っている、“見ている”ひと」
の「中」で、自分の「後者」を認めてしまう必要があるのです。






「仁さんは前者なのに後者のことをわかってくれてとてもうれしいです。」


あ、「それが、何か?」という
後者と同じ家で暮らしてるもので。

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