この記事を読んでいて
思い出したことがある。
毎年我が家では
この時期に旅行しています。
奥さんの誕生日だからなんですが(*'▽')
その誕生日の本人が
おかしなことを言いだした。
「昔はお誕生日ってお祝いしなかったんだって」
「なんで誕生日ってお祝いするのかなー」と
昔から彼女は思っていたらしく、
誕生日について調べてみたところ、
誕生日のお祝いは
明治時代ぐらいから始まった、と。
それまでは
いわゆる「かぞえ歳」なので
年が明けると
みんな一斉に歳を取っていた、と。
だから
「生まれた日」と
「お祝いする」という概念がなかった、と。
で、お正月に
一斉にお祝い、となっていたのが、
明治時代に
西洋の、キリストの「生誕」という
その日を祝う概念が入ってきて
誕生日を祝うようになったのだとか。
なので
「じゃあ、もう誕生日のお祝いはしなくていいってことね」
と訊いたら
「それは別」と言われたけど('Д')
それは置いといて(笑)
そもそも、
いまぼくたちの使っている
カレンダー(グレゴリオ暦)も
「ある日突然」入ってきて
「今日が正月だ!!!」
になったわけです。
それまでは
日本独自の
月の満ち欠けに応じた
「日本に合った暦」
が存在していた。
家族の文化も
性の文化も
結婚の文化も
働くことの考え方も
変わってきた
作られてきた
その時から
「問題」が生まれてきた。
「問題」というのは
「これがふつう」
「これが正しい」
「あれは間違い」
という「概念」です。
それが
「こうするべき」
「ああするべき」
「こうするべきでない」
「あれは悪だ」
「これが正しい」
になった。
価値観は
「作られて」きたのです。
「誕生日」のことだって
何を疑うこともなく
「そういうものだ」と思ってきた。
だから
「誕生日なのに」
という言葉が出て
「せっかくの誕生日なのに」
～してもらえない
とか
「せっかくのクリスマスなのに」とか
「夫婦なのに」とか
「親子なのに」とか
「結婚してるのに」とか
もちろん
「後から生まれた価値観」のおかげで
自由と豊かさが生まれたものもあるでしょう。
だから
イイも悪いも
「ひらく」と
入ってくるのです。
自分も
国も。
だから
そういうものに縛られず
ルールに決まりや、
べきに縛られない生き方ができるといいですね。
それを「ゲス」い生き方、と言います。
マイルールに従って生きる。
そして
自分のルールに合わない
あの人を責めることも
なくなるのです。
あのひとと
わたしは
異文化
なのですから。
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