■ちゃんと本音を伝えたか/人間関係の問題の根っこにあるもの | 心屋仁之助オフィシャルブログ「心が風に、なる」Powered by Ameba

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見えないけれど、やさしく包んでくれる。
風のように、水のように、普通の幸せに気づける、
そんなお話をお届けしようと思います。

誰かとの関係で、

何かすっきりしない。


相手に本音を伝えたのに

なにか気持ちが晴れない


相手に「せっかく」本音を伝えたのに

相手に軽く扱われたり、

逆切れされた。


おかげでまた

怒りが再燃した。



せっかく、本音を伝えたのに

ちゃんと勇気を出して言ったのに、、、



ということも

よくあることです。


勇気を出したところまでは

素晴らしかったと思います。


もめてもいいと覚悟して

いうってことはすごく勇気がいる。


でも、そこもちゃんとできた。

素晴らしいと思います。


でも、

思ったような結果に

ならなかった。


なぜなんだろう。


--


昨日の

日本テレビさんでの講演の時の

公開質問もそんな感じでした。


腹が立った時の「本音」を

ちゃんと見つけていないから

すっきりしないんです。


本音は、

相手にぶつけるものではなく


「告白」するもの。


昨日は

「もらす」という言葉になりましたね。



本音は、告白するもの

本音は、もらすもの。


だから、

本音は相手を傷つけないのです。



もう少しお話しします。



「もっと、○○してほしかった!!」


「なんで、××したのよ!!」



こういうのも、

「怒りを出す」という

第一ステップとして大切です。



第二ステップとして


「あのとき、○○されて、悲しかった」

「もっと、■■してほしかった」



お、これも、

結構本音に近づきました。


こんなことでさえ、

いうのはとっても怖かったりしますよね。


心理学の世界でも

こういう「わたし」を主語にした

伝え方をしましょうというところはあります。



でも、これは実は

まだまだ本音ではない、

表面上のものなんです。



その奥に、

もっともっと「見たくない」

ものがあるのです。


ここに気付いて

ここをちゃんと「告白」しないから

いつまでもすっきりしないのです。



それが


「自分は、どんな“気”がしたのか」


ということです、



あのひとに、「そんなこと」された。


このときに


「あなたは、

「▽▽なやつだ、と言われた“気”がしたのか」


あのひとが「~をしてくれなかった」


この時に

「どんなやつだと言われたような“気”がしたのか」


ということです。



つまり、


つまらないやつ

かわいくないやつ

ダメなやつ


というようなことを

言われた“気”がしたのです。



だから、とてもとても悲しかった

だから、とてもとても腹が立ったのです。


ここに自分が気付いてほしいのです。

そう“気”づいて ほしいのです。



ここに気付かないまま


「わたし」を主語にすればいいんだ、とばかりに


「わたしは、あのとき、○○されて、悲しかった」

「わたしは、もっと、■■してほしかった」


と、本音を言ったつもりだけれど



これは

ただ、相手を責めているだけにすぎませんし、


相手は

「責められた」と感じて無視するか

「反撃」するか


「いまさら言われても」と

開き直るしかありません。



で、お互いが

結局もやもやする。


「それをされると、いやなんです」


というのも

「ちゃんと言えた」というステップでは

大変素晴らしい。


でも、これも

ある意味「攻撃」「責め」として

受け取られてしまう。



そう、ではなく

イヤの「理由」が本音なのです。



それを押し付けられると

それをされると

それをしてもらえないのは


××なひとと言われているような“気”がして

かなしくなるんです。


だから、やりたくないんです。



という、自分の“気”に“気”づいてみてください。

さがしてみてください。


そして、その“気”を

告白してみてください

漏らしてみてください。



それを漏らされたほうが

なんて言うか、もう、想像つきますよね。


たとえば


「それをされたら、

 役立たずって言われたような

 “気”がして、


 お前は、この程度の仕事やってればいいんだよ

と言われたような気がして

とても悲しいんです」



と言われたら

ひとこと「ばーか」で終わりです(笑)





そうすると

恐ろしいことに気づきます。



それは


“問題は、気のせい”


だということ。

だーれも、そんなこ


と、言ってません、ということ。


あなた以外、

そんなこと、思ってません、ということ。




そう、つまり、

時に人間関係において問題が起きる

一番の「原因」は


“気”のせい



だということです。




そう

相手にそんなつもりはない

相手には悪気はない

相手はふつう

相手は何気なくやっているのに



こちら側の“気”に触れただけなのです。

自分の中にある地雷が爆発しただけなのです。


そして、その地雷さえも“気のせい”なのです。


幼いころから

勘違いして思い込んでしまった


“気”のせいで

自分が自分の周りに地雷を仕込んで


誰かに踏ませて

自分で“勝手に”傷ついているのです。


それは

責められたと感じたのは

いやなことされたと感じたのは

かまってもらえなかったと感じたのは


ただ「感じた」だけなんだよー


気のせいだよー

気にしないでいいんだよー( `ー´)ノ



性格リフォーム

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