前回のナイナイアンサーは、
「いじめ」と言うテーマでした。
で、こういう話になると
「いじめは、絶対にいけないことだ」
「もっと学校がしっかりしないと」
「もっと家庭がしっかりしないと」
「もっと、法律で厳しく規制するべきだ」
「いじめは、悪いことなんだとちゃんと教えないと」
・・・という議論になります。
あの子が「悪い」
先生が「悪い」
ちゃんと見てない親が「悪い」
撲滅
絶対いけない
厳しく追及し
取り締まり
・・・しようとすればするほど、
それを見張り続けて
それを問題視し続けて
「ほんとうの問題」が
置き去りになってしまいます。
そうしようとすると
「自然」の姿からどんどん遠ざかり
「真っ白」ばかりを目指して
結局は、なにかを追い詰めてしまう。
「いじめ」は
「いけないこと」ではなく「辛いこと」です。
その
「辛いこと」を体験した時に
どうするのか、が「生きる」と言うことです。。
原田さんは、
いじめを見たときに
「なんとかしよう」とした、大きな愛があった。
鈴木奈々さんは
いじめを見たときに
勇気を出して立ち向かった。
「一人で悩まないで」と
逃げずに向かい合った。
奈々さんのお母さんは
いじめを見たとき
「悩むのはいいことなんだ」と
いつも笑っていた。
「いじめ」は
雨や
雷や
台風や
地震
です。
嫌がっても
撲滅しようとしても
やってくる。
避けられない。
それを
全て止めて
「晴れ」の日だけにしようと言うのか。
－－
まじめ はいいことだけど
まじめ は時に苦しいことになる。
僕も、実は昔、
「無視」という目に遭った。
そして僕は、
それを大きく受け止めてしまった。
一人で抱え込んでしまった。
大きくなるまで
ずっと抱え込んできた。
「そういう人だ」という
自分を恥じてしまった。
誰にも
言えなかった。
辛く苦しい日々だった。
でも、今なら思えることは
「全然そんなことはない」ということ。
その間にも
普通に接してくれた人は居た。
その間も、そして今も
自分の価値なんて変わらない。
「いじめ」を受けたときに
「どうするのか」
抱え続けるのか
抱えた後にそっと降ろすのか
相手にぶつけ返すのか
どちらにしても
「いじめられる人」に
なってはいけないのです。
たかだかそれだけのことで
自分の人生を
閉じ込めたり
拗ねてしまったり
卑下してはいけないのです。
何気なく回ってきたボールを
握りしめていてはいけないのです。
僕は
爆発することで
その事態から抜けだした。
でも「自分はそんなことされる人なんだ」
という想いだけをずっと握りしめてしまった。
でも
そのおかげで
いまこの仕事の役に立っている。
彼女も、そうでしょう。
いじめと、闘うのも、愛
いじめから抜け出すのを見守るのも、愛
どの方法が正解とか
どの方法が間違っていた、とか
ない!
あるのは
正解と「思う」
失敗と「思う」
その「考え方」だけです。
いじめられる自分 という罪
助けられない自分 という罪
言い返せない という無力
いじめに加わってしまった という罪
助けられなかった という罪
いじめてしまった、 という罪
全部、関係ないです。
もう、そんな罪はいらないのです。
もう、みんな
許されていいのです。
きっと、その「罪」を何とかしようとして
今まで頑張ってきたじゃない?
もう
いいじゃないか。
－－
性格リフォーム
心理カウンセラー
心屋でした。
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