■プライドの罠 | 心屋仁之助オフィシャルブログ「心が風に、なる」Powered by Ameba

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見えないけれど、やさしく包んでくれる。
風のように、水のように、普通の幸せに気づける、
そんなお話をお届けしようと思います。

おはようございます、

今日は京都も雨です。


越前カニ県は雪かな?


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「わたしは何も問題がないんです」


という方が時々来られます。

とてもいいことですよね。


「私は大丈夫なんです」

「他の人たちが問題なんです」


あれ?


「だから困ってるんです」


あれ? 困ってるよね?


「わたしは問題ないんです」


あれ??


ま、

ある意味、


「問題を問題と感じてないから 問題ではない」


のでしょう。



「問題」と感じていないから

僕の出番ではありません。


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じつは、そういうひとにこそ
僕の本を読んで欲しいのだけど


こういうときは

自分には無縁だ、

自分は強いから大丈夫、


こういう本は、病んでる人や、
心が弱い人が読むものだから

私には関係ない


と遠ざけてしまって、



強くなる本ばかり追い求め、

能力をあげ

頑張って頑張って


心の中は

満たされない、

報われない


不平と不満で一杯になってしまう。



だから、
「プライド」を高くして、
我慢と平気なふり ばかりがうまくなってしまう。


そのうち、それが標準になってしまうと

ネガティヴな感情を感じていても気づかなくなってしまう。


自分がいつも怒っていることに

気づかなくなってしまったり


自分が悲しかったり怒っているときにでも

笑ってしまっていることにさえ気づかなくなってしまう。



そしてまた、気がつけば
何もかもうまくいかない、寂しい状況ばかり。


でも、わたしは大丈夫。。。。


結局は、その「プライド」が邪魔をして、

そこから動けない。



「プライド」には


・誇り

・防御


の二種類があります。



前者は、ぜひ持っていたいもの、

自分の信念であり、自分の軸になります。


こういうプライドを持っている人、

本当の意味でセルフイメージが高いと

ひとは謙虚になります。


後者は、


「恥を隠す壁」

「感情を隠す壁」


です。



つまり、セルフイメージの低さを

外側の壁で補って、隠して、守っています。

だから、必要以上にセルフイメージが高い。


こちらのプライドが高いひとは、
傲慢になり、私は悪くない、といつも思っているから、


悲しさや寂しさというような

「弱っちい感情」を封鎖します。



だから、よけいに

それを感じざるを得ないような出来事があつまってくる。


ほんとは、いつも寂しい。。



でも、さらにそれを封鎖して

「わたしは弱くない、わたしは大丈夫、私はできる人」


とやせ我慢が標準になってしまう。



これが「プライドの罠」です。


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いつも「自分が悪い」と思っている人は、

思いっきり「自分は悪くない」


そう思ってみてください。



逆に

いつも「自分は悪くない」と思っている人は

思いっきり「私が悪いんだ」


そう思ってみてください。


そうすることで初めて

「本当の自分の感情」にたどり着く。



自分を、疑ってみてください。

あなたは、騙されています。


ええ、

自分に騙されているのです。



ええ、

僕がずっとそうでしたから。。。。





これも、

ひとつの勘違いですね。



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