■私が親を嫌った | 心屋仁之助オフィシャルブログ「心が風に、なる」Powered by Ameba

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見えないけれど、やさしく包んでくれる。
風のように、水のように、普通の幸せに気づける、
そんなお話をお届けしようと思います。

前回は


1.損得で選ぶと損をする   でした。




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今回は


2.私が親を嫌った



をお話ししようと思います。



カウンセリングをしていてよく聞くのが、


「私はお母さんに嫌われてたんです」

「今も嫌われてるんです」


ほんとですか?


「絶対そうです」


どうしてそう思うんですか


「だって、弟にはこうするのに」

「だって、お姉ちゃんだからって我慢させられたし」

「だって、○○してくれなかったし」



と、言われます。


そして、こういうこともあります。


「おかあさんも、よく、“あなたは私のこと嫌ってるんでしょ”って言うんです」


と。



さて、これはどういうことでしょうか。

ここに、大きな勘違いがあるのです。



うちには、猫がいます。

かわいいロシアンブルーです。


うちの猫ごはんのルールは、

朝7時 と 夜7時 という、鉄の掟があります。


でも、僕たちが飲みに行ってる時は

夜中になるという、ゆるゆるの鉄の掟ですが(笑)



でも、朝6時に目が覚めてごそごそしていると、


にゃー (めしー)

にゃーーー (くれーーー)

にゃーーーー (めーーーしーーー)


と、しつこく鳴きます。



でも「だめ」と、あげません。


あげないのには、理由があります。


・健康管理 とか

・しつけ とか

・めんどくさい とか (おい


で、ここで猫が

「ご飯をもらえないのは、嫌われてるからなんだ」


なんていうと、非常にめんどくさいですよね。

ましてや、


「ご飯くれないから、にらんでやる」

「反抗してやる」

「ひっかいてやる」


なんてされたら


「じゃ、晩御飯も遅くしてやる」


なんて泥沼になりかねません。




今回のテーマ 「私が親を嫌った」 は、

実は、こんな話です。


何かの時に、親が小さな私のリクエストに応えてくれなかった。


・だめっ て言われた

・お姉ちゃんでしょ と言われた

・イマハダメ

・ココデハダメ


それを「嫌われた」と、受け取ってしまったとしたら・・・


・かわいくないからだ

・言うこときかないからだ

・○○ができないからだ


なんて、自分の悪いところ探しまではじめてしまう。



関係ないです(笑)

親には親の都合と事情があります。




そして「私は、お母さんから嫌われてる」と思った時から、

親に対する「目つき」が変わります。


疑いのまなざし

反抗のまなざしに変わる。


すると、親もそれを感じ取ります。


・この子は私に反抗してる

・この子は私に怒ってる


そして


・私はこの子に嫌われてる


となってしまう。


すると、


「じゃあいいわ」 と、今度は 親が拗ねる


すると、子供は


「あ、やっぱり、嫌われてる」


となる。



泥沼への道まっしぐらです。




私が、先に 親を嫌った。

そう、スタートは勘違いだったのかもしれない。


そして、もう、真実は遠い昔の葬り去られている。




さて、ここから、あなたがどうするのか。

それは、あなたが決めてみてくださいね(^u^)



あなたは

嫌われてない



かも。



たくさん愛を

もらってた




かもね。




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1.損得で選ぶと損をする 


 

2.私が親を嫌った


3.無理難題が限界を超えさせる


4.バネが成長を止める


5.不安を解消するための第一歩


6.ダイエットと、断愛のコツ


7.古傷を育てる


8.Beトレ会員制スタート


9.根も葉もないうわさ


10.心の病気の治し方



11.空気を読むのが得意



12.両親がケンカしていた



13.あなたのことをダメと言う人


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