能力を上げようとするほど
能力の低さを思い知らされる
役に立とうとするほど
役に立たないことを思い知らされる
好かれようとするほど
好かれないことを実感する
セルフイメージを上げようとするほど
セルフイメージは下がっていく。
強くなろうとするほど
弱さを思い知らされる。
認めてもらおうと頑張るから
認めてもらえずへこむ。
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能力がないことを認めると
能力があったことに気づく。
役に立たないことを認めると
何もしなくても役に立っていることに気づく。
嫌われていることを認めると
好かれていることに気づく。
セルフイメージが低いんだ、とあきらめると
その勘違いに気づいて上がり始める。
自分の弱さを認めると
実は強さがあったこと、みんなが助けてくれていることに気づく。
認めてもらおうとしなくなると
自然体でいい成果が出せて認めてもらえる。
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いま、自分がやっていることがうまくいかないのなら、
その原因は、たったひとつ。
自分の価値を低く見積もり過ぎているだけ。
自分には「ない」と勘違いしているだけ。
何かしないといけない
役に立たないといけない
魅力や能力を上げないといけない。
そうやって、もがけばもがくほど
蟻地獄のように沈んで行く。
それは、自分には「ない」という前提がある。
そんなのでうまくいくはずがない。
それでうまくいったとしたら、
つまり「手に入れた」としたら、
今度は「失う怖さ」に包まれて
一生走り続けないといけなくなる。
それは、私には「ない」ということを確認する行動しかしていないから。
「ない」の証拠あつめをしているだけだから。
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自分には「ある」と仮定してみよう。
自分には、魅力も、能力も、お金も、時間も、強さも、優しさも、厳しさも、愛情も ある。
それが「ある」としたら
今のあなたのように、もがくだろうか。
きっと、悠々と、笑顔で楽しんでいる。
そして、そんな風にふるまってみる。
恐怖から動き出すのではなく
楽しみながら動きだそう。
すると、ますます笑顔になる出来事が集まってくる。
ますます満たされて、安心して
喜びと豊かさを分かち合うのでしょう。