■うつ病と闘う患者の家族の方への希望 | 心屋仁之助オフィシャルブログ「心が風に、なる」Powered by Ameba

心屋仁之助オフィシャルブログ「心が風に、なる」Powered by Ameba

見えないけれど、やさしく包んでくれる。
風のように、水のように、普通の幸せに気づける、
そんなお話をお届けしようと思います。

仕事の合間に、こんな本を読んでいました。

うつの方を抱えた家族の方にお勧めの本です。


時折涙をにじませながら、一気に読みました。

一時間もあれば読めます。


希望と勇気がわいてくる、そんな本でしたよ。


介護されていたのは、僕だったのかもしれない/川田 泰輔
¥1,260
Amazon.co.jp

僕は「闘病」とか「病気と闘う」という言い回しがあまり好きではないんです。


というのも、やっぱり「病気」っていうのは、

体からの、心からの「お知らせ」だと思うから。


せっかくお知らせに来てるのに

せっかく、色んなサインを使って、お知らせしてきたのに


動いてくれなかった

我慢してしまった


じゃあ。。。。しかたない、動かざるを得なくしよう、と

「痛み」を使って教えてくれた。


痛くないと動かないし。


なのに、それを嫌って、闘って、蹴散らして、抑え込んで。。

また同じ繰り返しじゃないかなと思うんです。


でも、この本は、最初は、当然ながら闘いです。

これも、仕方ないことです。だって、痛い・苦しい、ですからね。


でも、そんな中から、あることに気づいていくことで、

最終的には平和な暮らしを勝ち取っていく。


そんな、闘わない、戦いを終わらせていく

そんな過程を感じることができます。



ついつい、思い通りにならないからだや痛みを、

体の一部分を嫌ってしまっているとき


役に立つかもしれないですね。