仕事の合間に、こんな本を読んでいました。
うつの方を抱えた家族の方にお勧めの本です。
時折涙をにじませながら、一気に読みました。
一時間もあれば読めます。
希望と勇気がわいてくる、そんな本でしたよ。
- 介護されていたのは、僕だったのかもしれない/川田 泰輔
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僕は「闘病」とか「病気と闘う」という言い回しがあまり好きではないんです。
というのも、やっぱり「病気」っていうのは、
体からの、心からの「お知らせ」だと思うから。
せっかくお知らせに来てるのに
せっかく、色んなサインを使って、お知らせしてきたのに
動いてくれなかった
我慢してしまった
じゃあ。。。。しかたない、動かざるを得なくしよう、と
「痛み」を使って教えてくれた。
痛くないと動かないし。
なのに、それを嫌って、闘って、蹴散らして、抑え込んで。。
また同じ繰り返しじゃないかなと思うんです。
でも、この本は、最初は、当然ながら闘いです。
これも、仕方ないことです。だって、痛い・苦しい、ですからね。
でも、そんな中から、あることに気づいていくことで、
最終的には平和な暮らしを勝ち取っていく。
そんな、闘わない、戦いを終わらせていく
そんな過程を感じることができます。
ついつい、思い通りにならないからだや痛みを、
体の一部分を嫌ってしまっているとき
役に立つかもしれないですね。