ひとは、自分の振る舞いで
周りの人を幸せにしたり、不幸にすることも自由自在です。
自分の周りの人、かかわる人を不幸にする方法は、
ひとつめは、「やっぱり自分がいないとだめだ」 と、
全ての仕事を引き受けたり、かいがいしく世話をして頑張ることです。
そうすることで、何が起こるかと言えば、
自分の周りに「やっぱり駄目だ、この人は」という「だめな人(子)」を増やします。
自分が世話を焼くことで存在意義をつかんでいるので、
周りに「世話を焼かせる人」がいないと困るので、わざわざ作り出すんです。
ふたつめは 「ゆるせない」 と言い続けること。
そうすることで「私は正しい、間違っていない」を確認します。
自分が「正しい・間違っていない」ことを確認したいので、
常に、自分の周りの人に、間違ったことを「させる」
そして「やっぱり自分は正しい」 と、確認することで満足しようとします。
つまり、どちらも、自分がその人たちを不幸にしている、ということです。不幸な人を作り上げる。
その人たちは「あなたの前でだけ」 「だめ」で「許せないことをする」のです。
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原理はすべて同じです。
「信じられない」と言っていると、周りの人に疑わしい行動をさせます。
「ばかじゃないの」と言っていると、周りの人にバカな行動をさせます。
自分にだけ、その人はそういう面を見せてくれる。
本当はそんな人じゃないのに。
自分の周りの人を、自分が怒らせている。
自分の周りの人に、自分が浮気をさせている。
自分の周りの人に、自分が嘘をつかせている。疑わしい行動をとらせている。
他の人は、何も困っていないのに、自分だけが「反応」してしまう。
そんなときはなおさらです。
根っから 怒り症の人がいるわけでもないし
根っから 浮気性の人がいるわけでもない
根っから うそつきな人がいるわけでもないのです。
「自分がそう見ている」 「自分だけがそれを見ている」 ことに注目する必要があるのです。
それを見ているあなたに、その人は「その部分を見せてくれている」だけ。
私が、その部分ばかりを見ているだけ。
私が、その部分を引き出した。
そして、自分の中に「反応の種」があることを確認する。
一生懸命、「反応の種」(別名、地雷ともいいます)を探している。
自分の用意した地雷を、踏んでくれる人を探して、
踏んだ踏んだと騒いでいる。
お前が「踏ませた」んじゃー (笑)
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でも、これは 「私が悪い」 ということではありません。
良い悪い、ではないということです。
良い悪い、ではなく、私に全ての原因(責任)がある、
そう考えることで、自分の人生のかじを自分が握ることになるのです。
その人たちに翻弄される人生ではなく、
自分が自分の人生をコントロールする、自分の意思でコントロールする人生。
信じて見守る。
赦す。
許す。
そうすることが、自分のかかわる人を幸せにしていきます。
僕はそう思っています。
もちろん、腹が立ったら怒ってもいい。
時には責めたててもいい、泣きじゃくってもいい。
そんなに簡単にできなくていい。
だから、チャレンジし続ければいい。失敗しても、出来るまで、何度も、何度も。
一生かけてやればいいのかもしれません。
そして、最後にどうするのか。
あいつが悪い、と言い続けるのか、ということです。
他人のせいにし続けるのか、ということです。
あなたが、 許す人 、 信じて見守る人になれば
あなたの周りは、
許された幸せな人、
許されないようなことをしない人
自分の力で学んで成長する人
信じてもらえる幸せな人、
いつもニコニコしている人
浮気をせずに、あなたを大切にしてくれる人
そんな素晴らしい人を作り上げることになります。
そして、
僕の言っていることが、真理でも、正しいことでもなく
僕がそう思う、それだけのことです。
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明日は、上級ワークショップの2日目です。
今回もたくさんの方にご参加いただき、
会場は涙と笑いに包まれています。熱気にあふれています。
僕にとって、こうやってワークショップをしている時間は、
とても幸せな時間です。
心屋のセミナールーム、こんな感じです。
ぜひ一度遊びに来てくださいね(^u^)
シアター形式で、30名が座れます。
グループを作ると、4人グループが5つぐらい出来ます。
スクール形式だと、18名がゆったりかな。
グループアイランド形式だと、4名×5島できます。