今日は、文章だけで書くと
誤解を招くのを承知で、あえて書いてみます。
■反面教師の法則、です。
あんなことは、してはいけない
あの人みたいになりたくない
自分はあの人とは違うんだ
自分は親のようにはならない
心屋のところには、そう思ってお越しになる方がとても多いです。
で、この場合、二つの「状況」が現れます。
まず一つ目は、気がつけば、その親のようになっている、というもの。
気がつけば一番なりたくないものになってしまっている。
おかしいなぁ、あんなになりたくないと思っていたのに。。。(-_-;)
そして、二つ目は、その親(反面教師)にならないように、
全力で頑張ることに力を注ぐことで、
自分の本来の良さやパワーをなくしてしまっている人。
そして、自分の周りに親のような人を置いて、怒り続けている。
そのたびに「やっぱりああなってはいけない」と思い続けている。
この場合の目的は 「あんな風はなりたくない」 です。
あんな風にはなりたくない
あんな風にはなりたくない
あんな風にはなりたくない
と、「あんな風」を、じっと観察し続ける。
「あんな風」のイメージを、ずっと頭の中に描き続けている。
おっと、これ「あんな風」に「なるための」最も効果的な方法です(笑)
心理学の世界では有名なのですが 「否定命令」 というものがあります。
例えば、僕があなたに、猫をイメージしてほしいとします。
その時の一つの方法として、こんな方法があります。
｢猫をイメージしないでください」
「猫をイメージしないでください」
「にゃー と鳴く猫をイメージしないでください」
「しなやかに、高いところから飛び降りる猫をイメージしないでください」
「毛皮が三色の三毛猫を想像しない゛ください」
と、イメージ「しないでください」と伝えるのです。
すると、言われた側の人は、だんだん、くっきりとイメージします。
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親のようにはならない
両親のような夫婦にはならない、なりたくない
と、ずっと両親をイメージしていれば、両親のようになりますよね。
別の表現をするなら
「両親のようにならなければいけない」 と言っているようなものです。
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では、どうすればいいのか。
逆をすればいいのです。
「私は 親(反面教師)のように なってもいい」 と、呟いてみる。
えー、そんなこと言ったら、そうなっちゃうから やだ! 絶対言いたくない!
そんなことしたら、とってもダメになってしまいそう、
本当にそうなってしまいそうでいや!
と、かなりの確率で言われます。
はい 「なりません」
というより「なりたくない」と頑張ってきたのに、そうなってるでしょ。
ということは「逆のこと」をすればいいだけです。
「あんな風になりたくない」 と、
自分で選択肢を制限して 「不自由」 になっています。
「私は、親のように 価値観を押し付けてもいい」
「私は、親のように片づけができなくていい」
「私は、親のように暴力をふるっていい」
今回はわかりやすくするために「親」を使ってみましたが、他にも
「過去の自分」
「過去のダメだった自分」
に、なりたくない、戻りたくない、と頑張って、
そうなってしまっている人もいます。
そんなときも、次のように呟いてみる。
「私は、弱くてもいい」
「私は、いいなりになってもいい」
「私は、大事にされなくてもいい」
「私は、のけ者にされてもいい」
「そうなってもいい」 と、許可することで、
「そうなってもいいし、ならなくてもいい」 と、「自分で選ぶ」 ことができるようになります。
商売においても
「売れなければいけない」
「赤字はいけない」
「売上を上げなければいけない」
「クレームを受けてはいけない」
「事故を起こしてはいけない」
と、なにかに固執して、執着しして「×」をつけていると、
それが「否定命令」となって、逆にクローズアップされてしまうのです。
「売上を上げなくてもいい」
「お客さんが来なくてもいい」
「赤字になってもいい」
「クレームを受けてもいい」
「事故を起こしてもいい」
当事者にとっては、とても恐ろしいことですが、
それをいったん「許可」することで「選択の自由」を手にします。
どちらにも、○をつける。
そのうえで、自分にとって好ましい方を選べばいいのです。
その時に、
｢親のようになりたくない」つまり 「なりたくない」 ではなく 「○○になる」 と
「目的」を変えてみるのです。
例えば、 親のように暴力を振るわない ではなく 優しくなる、に行き先を変える。
「そうなりたくない」 のであれば 「どうなりたいのか」
「太りたくない」 のではなく 「綺麗になりたい」
そのためにどうすればいいのか、を考えてみるということです。
「売り上げを落としたくない」のではなく 「どうすればお客さんが喜ぶのか」
いかがでしょうか。
ここの誤解の始まりは、
「ネガティヴなことを言うと、それが現実化するから、言わないほうがいい」
というものです。
大丈夫です。
言ってないのに、その人は もう現実化しています。
ここにも 「そんなことは思ってはいけない」「そんなことは言ってはいけない」
そう思った瞬間に、「そんなこと」をありありとイメージしていますから、
それが現実化するのは当たり前ですよね。
「思わないようにしよう」「言わないようにしよう」と言っても、
すごく考えてますよね（笑）
あなたは どう なりたくない
あなたは どう なりたい
なりたくない、は そうなってしまう、ということを知っててくださいね。
日曜の朝から、ながーいの書いてしまいました(^_^;)
いまから、マスターコースの２日目です。
昨夜は、死ぬほど手羽先食べました（*^_^*）
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http://choice.zamza.com/book/kinun_spe.htm
■下のイベントでは「自信をつける方法」「自信を育てる方法」みたいなのをお話しする予定です。
さてさて。 今月の9月23日は、「本当の自分を知るための8つの智恵～人間関係向上1DAYサミット」
こちらは、朝から晩まで、9時間で8人が講演し続けるというビッグなイベント。
僕も出ますが、聴いてるほうが楽しそうです（笑）
友人の、今回紹介した恒吉さん、龍＆アニキさん、マツダミヒロさん、吉野リョータさん、
そして、穴口恵子さん、青木勇一郎さん、水蓮さんです。
なんか豪華な人たちですねー。
ぜひぜひ遊びに来てくださいね。
大きな会場です。
日時:9月23日（木）10：00～19：00 ※出入自由
場所:日本教育会館 （千代田区一ツ橋）
参加費:4,000～8,000円（8月31日までの早割料金）
詳細・申込は http://dynavision.co.jp/wisdom2010.html