■人を嫌う | 心屋仁之助オフィシャルブログ「心が風に、なる」Powered by Ameba

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見えないけれど、やさしく包んでくれる。
風のように、水のように、普通の幸せに気づける、
そんなお話をお届けしようと思います。

人を嫌うことはカンタンです。


  あの人は、ここがいけない。

  あの人は、こんなことばかり言う。

  普通こうするでしょ。


簡単ですねー。

言うだけでいいんですから。



そして、好きな人とだけ付き合えばいいのですから。

もしくは、そう言って一人でいればいいんですから。

自分のことだけやってればいいんですから。



でも、そうしているはずなのに、

自分の周りに ヤな人がいつも付きまとう。


職場を変えても

仕事を変えても

パートナーを変えても

家を変えても


いつもついてくる。

影のようについてくる。   だって影だから (笑)





政治家の発言を見ていても、

対立する党の政策を批判するのは簡単です。


そのあらを探せばいいんですから。

どうでもいい例外を引っ張りだせばいいんですから。


実際にやるつもりのない代替え案を示せばいいのですから。



反省だけなら、猿でもできる。

批判だけなら、誰でもできる。


と、その政治家を見て、「あれじゃだめだね」と言うのも誰でもできる、

ということです。


じゃあ、あなたは何ができるのか。





好きなことだけをやろう

ワクワクすることだけをやろう


好きな人とだけ付き合おう。




と、言って いやなことから逃げるために

その言葉を使う人もいます。



本当に 好きなことだけやろう、と思っている人は

本当に ワクワクすることだけやろうと思っている人は、


イヤなことも、ワクワクに変えてしまって乗り越えることができる人であって、

決していやなことから逃げ回る人ではないということです。


ヤなことも、楽しみやチャレンジに変えてしまえる。



山を登るのが大変

川を渡るのが濡れるから嫌い


そして 「どうして私は高いところに行けないんだろう」



山を登るのが大変なら、

空を飛ぶものや、誰かに背負ってもらうこと、車を調達すること、

川を渡るのが嫌いなら、いかにしてぬれずに渡れるのかと工夫して楽しむこと



ここで大事なのは、

嫌いなものを我慢して取り組んで行こうとするのではないということです。




そんな風に考えることが、人を成長させてくれるのかもしれません。

決して苦労を背負おうとするのではなく、苦労を楽しく乗り越える工夫をすること。


それが人生を楽しくしていくのかもしれませんね。


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人を嫌うことは簡単です。

人の上げ足をとることも簡単です。

人の批判も簡単です。


そして、自分を嫌って批判することも簡単です。

だから、人が嫌いになるんですね。



嫌いな人を、どんなことをして好きになってみるのか

苦手な人を、どうすれば笑い飛ばせるのか


いやな一言を

がくんと来る出来事を

自分の置かれた不運の環境を



いかにして、自分のために上手に使うのか。

自分の周りにあるもの



そんなことを考えてみてはいかがでしょう。



嘆く方が 楽なんだよ。

自分を嫌う方が楽なんだよ。


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