■失うものは何もない | 心屋仁之助オフィシャルブログ「心が風に、なる」Powered by Ameba

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見えないけれど、やさしく包んでくれる。
風のように、水のように、普通の幸せに気づける、
そんなお話をお届けしようと思います。

人が行動を起こすときのエネルギーは


「快」を求める

「不快」を避ける



ことだと言われています。


快を求める、楽しいこと、気持ちのいいことをしたいというエネルギーと、

不快を避ける、痛い思い、気持ちの悪い、つらい思いをしたくないというエネルギー。


どちらのエネルギーも大切です。

どちらも、強烈に人生を変えてくれます。




そして、「不快を避ける」エネルギーは、

大きなブレーキにもなります。


嫌われたくない、馬鹿にされたくない、笑われたくない、

そして「失いたくない」


だから、「恐怖」が生まれる。


財産を失いたくない

評価を失いたくない


そして

命を失いたくない。




浅田真央さんがスランプのどん底にいたとき、

そのコーチの言葉が印象的でした。


「失いものはもう何もないんです。


 だから、もう何も怖くない。 だから、挑戦するだけです」


そして見事な復活を遂げました。



僕たちがブレーキをかけてしまうときは、

失いたくないものが多いときかもしれません。


今の「安定」を失いたくない

「いい評価」を失いたくない

「いい人」を失いたくない

「波風立たない生活」を失いたくない



だから、どん底を経験した人は強い。

人生の絶望を経験した人も強い。


自殺をしようとした人も、

それこそ「一度なくなったかもしれない命なんだから」


見事に復活することもある。



失うものは何もない、と言うことに気づくこと。


そのためには、

自分の「不要な」プライドを捨てる経験も必要なのかもしれません。


実は、心屋塾では、そこに重点を置いています。



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僕も、失いたくないものはたくさんあります。

そんなものが増えるたびに、チャレンジしなくなるのでしょう。


何もしなければ、成功も失敗もしない。

そして、成長もしない。


失うものがなければ、失うものをあきらめれば、

失敗が怖くなくなる。

「かっこ悪い」を感じなければ何でもできる。


すると、色んな事にチャレンジができる。



明日からまた僕には

失いたくないものが二つ増えることになります。



そして、それは「失いたくないもの」として執着するのではなく、

「大切にするものが増えたんだ」という気持ちです。


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ペタしてね


さて今日は、平日マスターコースの2日目。

楽しんできます。