■生まれて初めて命の危険を感じた日 | 心屋仁之助オフィシャルブログ「心が風に、なる」Powered by Ameba

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見えないけれど、やさしく包んでくれる。
風のように、水のように、普通の幸せに気づける、
そんなお話をお届けしようと思います。

今日は阪神大震災のあった日、1月17日です。


当時は佐川急便に勤めていたので

朝はスーパー早起きでした。


朝起きて出勤の為の準備をしていたときに

突然、ぐらぐら・・・お? と思った瞬間ゴゴゴゴゴ・・・ ドカン!!!! と来ました。


立っていられず、左右から落ちて来ようとする

箪笥を手で支えるか、箪笥に身を預けるかわからない状態でした。


しばらく後に収まった時には、呆然としていました。

生まれて初めて「死ぬかも」と感じた瞬間でした。


当時は豊中に住んでいたので、かなりの揺れでした。

家じゅうの食器が飛び出し、ぐちゃぐちゃになりました。


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なんとか片づけを済ませて仕事に向かうと、

たくさんの人がたどり着けていない状態でした。


そしてテレビを見ると・・・ 大惨事の光景が始まっていました。



そして、各地の営業所の状況を確認すると

かなりの被害の営業所があることが分かり始めました。


そしてこのあと、佐川急便のリーダーシップのすごさを

目の当たりにし、そのリーダーたちの的確な指示に従って

物事が大きく進んで行きました。


あの頃の(そして今も)何とかして荷物を届けようという、

動物的なまでの使命感はすごかった。


そして、当時の新幹線の新神戸駅では

自衛隊が、全国からの救援物資の集約と配送を行っていましたが、


らちが明かないということで、佐川急便に救援要請があり、

鶴の一声で、なんと全国から数百台の配送トラックを無償で神戸に集めて


神戸市内各地の避難所などに救援物資を

配送するボランティアを始めたのでした。


自衛隊が何日もかかってさばけなかったものを

ほんの数日でさばききる、そのリーダーシップに

現地の応援に行ったときに舌を巻きました。


リーダーは、でんと落ち着いて配送や配置、

炊き出しなどの指示を何の迷いもなく出し、

その指示の的確さ、結果に驚かされます。


さながら戦場の戦国武将のようでした。


それを見たときに「自分にはできない」「すごい」と

強烈に思ったことを覚えています。


そんな戦国武将みたいな人がたくさんいた会社でした。

そんなところで僕のような人間が、よく19年もいられたなぁと思います(笑)


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さて今日は、東京での自己実現コースの最終日です。

昨日は、僕のスタイリストさんに講義をしてもらいました。


時間がないので今日はここまで。

また書きますねー。


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