■天命 | 心屋仁之助オフィシャルブログ「心が風に、なる」Powered by Ameba

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見えないけれど、やさしく包んでくれる。
風のように、水のように、普通の幸せに気づける、
そんなお話をお届けしようと思います。


「自分の使命や、天命を知りたいんです。」


きっと「天命」って、

素敵なものだという響きや幻想があるのかもしれない。


たとえば、神様が降りてきて


「あなたは、老いるまで電話をかけてセールスをすることが

 天命なんだよ」


と言われたらどうだろう。


「あなたは、誰かの身代わりとなって、濡れ衣を着せられて

 迫害されながら戦い続けるのが天命だよ」



と言われたらどうだろう。




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たぶん、


「それは私の天命ではないと思います。だって・・・」


「それじゃ、私の今までやってきたことが何にもならないじゃないですか」


「そんな天命ならいらないです」


なんて言うかもしれない。



「天命を見つけたい」「天職をみつけたい」


それは、

自分の隠れた才能を活かせる仕事であり

きっと楽しい仕事であり

きっと素晴らしい仕事なんだ、と思っているのだと思います。


もちろん、仕事や職業に貴賤はないし、

もしかしたら好きになるのかもしれない。


でも、できれば、楽しい仕事がいい・・・。



それ以外の「天命」を神様からもらっても、いらない。



それじゃあ、話は簡単だ。


最初から、自分がやりたいことを、やればいいんだ。




それじゃ、食えない、とか

それじゃ、豊かになれないとか


言わないで。

やればいいんだ。


会社なんかにしがみついていないで

安定にしがみついていないで

失敗することから逃げ回っていないで




いや


「やりたいことが見つからないんです」


となる。

だから、見つけたいんです、と。



たぶん


たぶんだけど



やりたいことが見つからないんじゃなくて、


やりたいことがあっても

自信がないから、やれない、と最初からあきらめてしまっている。


自分には無理だと、決めつけてしまっている。

やっても、失敗することが耐えられないから、

どんなセミナーを受けても、どんな本を読んでも

気付かないふりをしてしまう。


そんなことじゃないかな。


自信がない。

自信がない。


自分のやってきたこと

自分の歩いてきた道

後悔だらけ

砂をかけて埋めてきただけ

見たくない

見ようともしない


砂をかけた上に胡坐をかいて


「これが私だ」

「私は幸せだ」

「私は大丈夫」

「私よりあなたの問題を先にやって」



必死になって「大丈夫」と「幸せ」を演じている。


演じている間は、なんでもできる。

演じている間は、恥もかける。


でも、決して本当の自分は出さない。




そうして幸せを演じているうちに

本当の自分が分からなくなってしまった。


プライド、という壁の中に閉じこもって、

壁の外に、演じている自分を立たせておいて


何が悲しくて

何が嘘で

何が楽しくて

何がしたいのか


わからない。




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