ちょっとテレビで見てたら
一番被害の大きかった2両目に乗ってて
奇跡の生還を果たした女性のリハビリをやってた。
32歳の女性。
まずは、僕がが今この映像を観てる
その事実は、どんな意味があるんだろう。
すべては必然であるんだとしたら。
観ていない人もいる。当然、ね。
でも、僕は、たまたま、観た。
観ながら涙がにじんでいた。
それは、その母親の言動。
事故までは喧嘩ばかりだったらしい。
でも、意識不明のその娘を呼び続けたのは母親だった。
そして、リハビリを通じて
「過去は消えないんだから、前を向いていきたい」
「この出来事を通じて、いろんなことを知った」
「とても・・愛おしい」
・・・・と。
娘さんも、たった二年で色んなことができるようになってた。
そして、母娘ともに、この娘が歩けるようになることを
「確信してる」と言った。
きっと歩くという現実を引き寄せるんだろう。
娘さんは、事故の記憶がない。
今でも数時間前の記憶がよくなくなるそうだ。
でも、字も・絵も・歌も歌える。
でも、事故の記憶がない。
脳の損傷で。
これ、もし記憶が残ってたとしたら
常に悪夢に、トラウマに、フラッシュバックに悩まされて
苦しい思いをしながら生きていくはず。
もしかしたら、最高のギフトなのかもしれない。
そして、
「くるしかったり、つらかったりするから
生きているってことを実感する」
とも言っていました。
とっても素敵な親子だなって思います。
そうそう、そのお母さんは、
「まさか娘が身体障害者になるとは思っていなかった」と。
でも、そのお母さん、
実は身体障害者のヘルパーの仕事をしてたらしい。
「このための心の準備だったのかな」
と。
心の中の価値観が、否定的・悲観的だと
目の前の現実は、すべて悲観色に変わる。
心の中の価値観が、肯定的だと
たとえどんな出来事がやってきたとしても、
引き寄せたとしても、
すべて学びと、いい出来事に変わっていく。
まさにそのことを目の当たりにした番組だった。
そして、なぜ、このタイミングで
僕がその番組を見たのか、ということですが
実はおとといの夜、次男が「左手がしびれる」
と言っていた。
そして、昨日の朝になって「頭が痛い」
「どこが痛いんや」
「右側が痛い」
「・・・・・・・・・!」
そこで、９時前になって近くの医院に行って
聞いてみたら
「それなら、病院のほうがいいですね」と
親切に医師が出てきてて対応してくれた。
タクシーを呼んで、脳外科のある病院に向かう。
受付で内容を話すと、いろんな人がすごく親身にかつ、
とってもすばやく動いてくれた。
子供にも何度も話しかけてくれる。
(病院のイメージが変わった)
そして、とりあえずはＭＲＩを撮ろうということになって
撮影質に入ったが、すぐに出てきた。
「狭くて怖い」から撮れないという。
仕方がないので、待合ってたら、今度は
「じゃあＣＴやりましょう」と
そのときも、周りの人も撮影の人も
とっても優しく対応してくれる。
あたりまえなの？
でも僕にはとても驚きだった。
ＣＴはなんとか撮り終わり、診察室へ。
結果から言えば、異常はなかった。
で、とりあえず痛み止めだけを頂いた。
会計のときも、処方箋をもらうときも
みんなすごく優しい。
実は、僕は子供にはとても厳しい父親だった。
自分が健康体なものだから、
病気に対する理解がなかなか示せず、
ともすれば、すべてを「怠け病」で片付けようと
してしまうことがあった。
そんな「冷酷」なやつだった。
でも、最近
この間の黒丸の時もそうだったけど、
なぜか、すぐに動くようになった。
痛みや苦しさがわかるようになった。
今までなら、つらそうな顔をしていても
なんとも感じない僕がいた。
なのに、最近はともすればクライアントさんに
もらい泣きしてしまったりするなど、
色んな感情を感じるようになってきた。
そんな中で、今日の母娘の番組、
そして、ふとこんな日記も飛び込んでくる。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=414175289&owner_id=3846735
実は、こんなのもきっとシンクロニシティ。
いま
価値観(観念)が変わり
観念が変わると、感情が変わり
感情が変わると、
思考パターンと、行動パターンが変わる。
今まで僕の価値観の中にある方程式は
病気＝なまけ
それが
病気＝メッセージ
に変わった。
価値観の方程式が変わると、・・・
さて、あなたの目の前の現実は
あなたの中の、どんな方程式の答えなんでしょうか。