政敵、失脚 | 心の風景

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 NHK大河ドラマ『光る君へ』第20回。

 

 前回、伊周・隆家が花山法皇に矢を射たことは大問題となり、兄弟は謹慎に。

 

 その後、道長とその姉を呪詛した形跡が道長の屋敷で見つかります。でも、これは伊周・隆家をはめるための偽装工作だったみたいですね。犯人は誰か分かりませんが、道長の正妻がその1人だったのではないかと疑っています。

 

 呪詛が明るみに出て、一条天皇は激怒し、兄弟を処刑しようとします。中宮定子は伊周のいる実家に戻されます。これでサロンは消滅し、清少納言は「失業」。

 

 道長や中宮の天皇への懇願で、伊周・隆家は流罪で済むことになります。ところが、隆家は処罰を受け入れますが、伊周はヒステリックに拒絶。検非違使(警官)が屋敷に踏み込む事態になります。伊周、最後まで見苦しいですなあ😅。

 

 道長は最初の頃のふわふわした感じから最高権力者らしい貫禄や凄みが出てきています。北条義時みたいな感じですね。でもあくまで人情味のある点が違いますが。

 

 まひろの父親為時は道長の推挙でなんと越前守に就任することに。すごい出世ですが、その裏にはまひろの援護射撃がありました。為時はまひろから直接道長との関係を知ることになります。

 

 そのまひろは主人公らしい活躍の場がなかなかなくて、脚本家としては苦しいところですね。なんと庶民の変装をして清少納言と一緒に中宮と伊周の屋敷の庭に忍び込んで、様子をうかがいます。2人ともカモフラージュのため木の枝を掲げていたのが笑えました😄。