褒めるか、叱るか | 心の風景

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心のあり方や生き方をテーマとしたエッセイなどを載せていきます。同好の方と交流できればうれしいです。

 今ごろになると、塾の新聞折り込みのチラシをよく見かけるようになります。何気なく眺めていると、「ほめてほめて、のばす!」という言葉が目に入りました。最近はどこでもこういう方針なんでしょうね。

 

 昨日の読売の夕刊に、あるアンケートが載っていました。それによると、自分は「褒められると伸びるタイプ」が77%、「厳しくされると伸びるタイプ」が23%でした。今のご時世では、納得の結果です。

 

 私も「褒められると~」の部類に入ります。もっとも、「伸びる」かどうかは分かりません。単に褒められるのが好きで、叱られるのが嫌いなだけなんだろうと思いますが😅。

 

 ただ、「褒める」一本槍では、物足りない、性に合わないという人が23%いるわけで、チラシのようなひたすら褒める方針が必ずしもいいわけではありませんね。やはり理想は1人1人に合ったやり方を採用することだと思います。

 

 私自身が先輩や世話役や教員といった立場に立ったときは、「褒める」でも「叱る」でもありません。「その人にとって最善だと思われることをする」ということを目指します。(まあ、実際それがどこまで出来ているかは、別問題ですが😓)。

 

 ですので「褒める」こともあれば、「叱る」こともあります。人によっては「叱る」がずいぶん多くなります。この態度が時流には合いませんし、周囲から浮いてしまうかもしれないのは分かっていますが、今のところこのままでやっていきたいと思っています。