捨てる神あれば | 心の風景

心の風景

心のあり方や生き方をテーマとしたエッセイなどを載せていきます。同好の方と交流できればうれしいです。

 新年度。朝、職場の控え室に入ると、あるロッカーの名札がありません。

 

 えっ・・・😨。

 

 それは、名札の人がやめた、ということです。急に力が抜けました。バイトの若い女性でしたが、人間関係が希薄な中では、仲よくしている方だと思っていましたし、持病があったので、時々声をかけてもいたのですが・・・。誰にも挨拶せずに去って行ったようです。

 

 「結局ボクって、その程度の存在だったのね😅」

 

 まあ、よくあることですし、人間関係には執着しないことにしていますが、それでも何かやる気がそがれる出来事でした。

 

 その日の午後、自宅近くの帰り道で、子供4人連れとすれ違いました。すると、その中の2人が私を見て、「あ、あの人だ」「英語の人だ」と言ってきました。

 

 最初わけが分らなかったのですが、直ぐに見守りボランティアで顔見知りになった小学生だろうと気づきました。「英語の人」というのは、小学生が習いたての英語で話しかけてきて、私も英語で返していたからでしょう。

 

 「そうか、もう中学生になったのかい」

 「いえ、まだ小6です」

 

 それならもう1年つきあいが続くわけです😅。

 

 朝のちょっと暗い出来事の直ぐあとに、こういう気分のよくなる出会いですか。面白いものです。