理解できない | 心の風景

心の風景

心のあり方や生き方をテーマとしたエッセイなどを載せていきます。同好の方と交流できればうれしいです。

 NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』。今回は時政の追放。

 

 自宅を包囲された時政は、将軍実朝を解放し、投降します。謀反人として父親を処刑しようとする情に流されない義時を、実朝や文官が押しとどめ、伊豆に流罪となります。これで義時は最高権力者に。

 

 父時政との別れの場面では、義時は涙を流し、親孝行の面を失っていないことが分ります。多くの視聴者を感激させる場面です。私はこういうのはどうも体質的に合わないのですが😅。

 

 ところが、その後義時は継母を暗殺するように手下に命じます。これにはびっくりしました。継母がこれ以上時政をたきつけないようにということなのかもしれませんが、何の説明もないし、義時の継母に対する心情も描かれていないし、理解できませんでした。

 

 暗殺は失敗しますが、その後義時と襲われた継母が平然と会話を交わすのにまたびっくり😵。継母はそんなに強心臓なのか。せっかくの感動の場面がだいなしになったと感じました。

 

 この後、義時は将軍の座を狙ったと見なされた平賀朝雅を京都で殺害。ところが朝雅が朝廷に近い人物だったため、後鳥羽上皇が激怒。将来の衝突が予感されます。