昨日「日本の衰退を感じる」をアップした後、NHKプラスを見たら、8日の「時論公論」で、日本が韓国に逆転されたというニュースを報じていて、びっくりしました。
そういう話はちらほら聞いてはいましたが、多くの指標ではっきり示されたのは、衝撃がありましたね。以下、紹介します。なお韓国の人口は日本の半分以下であることにご注意ください。
1人あたり名目GDP(2021)
47000ドル 43000ドル
平均賃金(2021)
44813ドル 40849ドル
世界電子政府ランキング(2020)
2位 14位
博士号取得者数(2019)
15308人 15128人
米大学への留学生数(2000-21)
39491人 11785人
注目引用論分数(2018-20の平均)
3798本 3780本
研究開発費GDP比(2020)
4.81% 3.29%
女性の割合 国会議員
18.6% 9.9%
女性の割合 国家公務員上級管理職
8.55% 4.18%
いかがでしょうか。日本は、デジタル化・人材育成・多様化などの分野が弱いのかもしれません。
日本の方が上である指標はまだ多くあるそうですが、30年前は比較の対象にさえならなかった韓国が急速に追い上げていることは確かです。
私自身は勝った負けたで韓国と争う気持ちはありません。結果はそのまま受け入れようと思います。
上記の指標は、よりよい社会を築く方向を見つけるために役立てればいいのではないでしょうか。