せっかちとちゃっかり、大好きでしょうがない話 | 【kokoro-Ne】official blog

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〜ココロネのココロのホンネ〜
2本のフルートとピアノのトリオ kokoro-Ne

演奏とか人間で感謝しても足りないのは

もう言うまでもないんですけど。

 

わたし、音楽家として特に魅力ないんで

「便利な人」扱いされる事もあって。

 

kokoro-Ne Libraryの出版を始めて

ぼちぼち1年。

 

数年前に書いた楽譜のあまりの汚さに

(響きとかリズムね)

愕然とする日々を過ごしております。

 

こんな出来の悪い楽譜なのに

何曲も夢を叶えてくれてます。

感謝しかありません。

 

紹介した音楽家に迷惑をかける、とか、

準備してこない、とか

お客さんからクレームになってしまう、とか、

 

そういうのは論外として

 

マネージャーもいない端っこ音楽家は

演奏以外のいろんな全て、

自分でやらないと仕事にならないのです。

 

練習・演奏以外で忙しかったりします。

 

本当に仕方のない急なリスケとかもあるけど、

不信感いっぱいの先方をなだめつつ、

 

「私の都合じゃないよー」

 

て思いながら同時に何件も連絡やり取りとか。

急な曲宣告に慌てたり

(間に合わせちゃう私もよくなかったな)

 

気付いていない粗相のもみ消しとか

それでもカバーできない失態とか

 

家事分担問題みたいなもんで

大和田やって当たり前みたいな

 

2人がそういうの、デフォルトのように

私に投げてくる人じゃなくてよかった。

(というか、そのデフォルトの根拠、なんなんだ・・・)

 

自分が手が回らないなかったり、

スピードや仕上がりを求めたり、

と、作業に付加価値が発生してるなら

 

それは人に押し付けるのはなく、

お金を払って「仕事」

として外注に値する事象であって

 

技術・手間・時間・お金

これらをバランス見て、分担したり、

外注することを許してくれる柔軟性。

 

「外注しよう」とか「やめよう」

とまで話が及んでやっと

「だったら自分がやる」

みたいな事、ココロネでは一度もありません。

 

人に投げといてお金の話出たら引き取る、

2重の失礼、できないよね、

 

ていう話が噛み合う2人が大好きです。

 

あと、子育てを言い訳にしないところ。

 

そりゃ、休憩中にグチ大会になったりしますけどね。

(育児の情報交換ですから!笑)

 

いろんな考え方、働き方があって、

ケースに応じて尊重されるものだと思うのです。

人に迷惑かけたりしなければ。

 

3人ともお金を払って子どもを預け、

自分の時間を買って、

足りない場合は更にやりくりして。

 

私なんてよりぞう1人だし、

預け先にも恵まれてますけど、

実家から離れて2人、3人育ててる2人は

本当によくやってます。

 

それでも真剣に音楽続けたいタイプなんです。

だから「やる気」しかない人との接点が

ものすごく辛かったりします。

 

kokoro-Neいつもふざけてるように見えますけど、

実はつまんないくらい真面目です。

 

いや、2人とも半端ない面白いですけどね。

 

あまりに恵まれて、

守備範囲が狭くなってるんだろうけど

 

そういう私を不満に思ったら

いろんな所にぶちまけて

気が済んでくれるならそれでいいです。

 

精進したい具体的なビジョンが見えてる一方、

音楽家としては

棺桶に片足突っ込んだような年齢です。

 

いろいろと申し訳ないんだけれど

寄り道する余裕がありません。

 

なつきさん、のぞみさん、いつもありがとう!