《こころとハーモニーの講座フェルマータ》
~フェルマータは藤沢市の音楽教室です~
合唱・ピアノ・声楽・手話歌・音楽講座
♪プロフィール♪
いきなりですが、
今年最初のトライは、
新しい次世代の『合唱』に向けた挑戦です
7年前に立ち上げた合唱団
『きらきら湘南』では、
向き合わなければならない方々を
〈音楽の力を借りて応援しよう〉
という目的で活動をスタートし、
お陰様で多くの皆様に知って頂いて
そして様々な方々と出会う事が出来、
そして繋がる事も出来ました。
そして、4年前に立ちあげた
『歌声広場』では、
曲が伝える作者の思いを知り
地域の方々と一緒に
心で音楽を感じ合って
〈音楽の力を借りて癒されよう〉
という目的のもと
地域での楽しい音楽慰問活動が出来ました。
・・・・そして、
コロナという歴史的節目を体験して・・・・
今回は、
立ち上げる事に致しました。
実は、音楽と手話を結びつける事は
自分の長年の夢でしたが、
今回の目的は、
有意義に誰かのために
〈音楽の力を借りて活かそう〉
です
よく誤解されてしまうのが、
手話は聾者の方々だけの会話手段
と思われている事です。
よくTVなどで、手話通訳士の方が
聾者の方に向けて手話で訳されているので
手話は聾者の為のツールなんだと
思ってしまうのかもしれません。
でもこれ、ちょっと違うと思うのです
何故なら、手話というツールがなければ
私達が聾者の方々と会話する事も
全く出来なくなってしまうからです。
手話は言語の一つです。
私達は外国の方々との
コミュニケーション手段の為に
英語を始め各国の言葉を勉強します。
ここには誰も抵抗を持っていません。
何故なら多国語を学ぶ事は
コミュニケーションを交わす手段として
欠かせないものだと誰もが知っていて、
外国語自体についても
自分達に関係のない言葉だとは
今の時代では全く思っていないからです。
では、聾者の方々とはどのように
コミュニケーションを取ったら
いいのでしょうか?
やはりここにも言葉が必要ですよね。
だから、手話は一つの言語なのです。
とは言え、
大人になってから手話を学ぶ事は
思っている以上に大変です。
なかなかアウトプットする機会が無いので
その時しっかり覚えていても
半年も経てば直ぐに忘れてしまうからです。
自分が初めて学んだ時もそうです
物覚えが悪いという自分の弱点もあって
よし!覚えた
と意気込んでも、
・・・恐ろしいかな~次の機会には
綺麗に抜けてしまっているのです。
確か覚えたはずだったんだけど・・・
日々、こんな事の繰り返しでした。
これでは、
いざという時にコミュニケーションも取れず
会話どころじゃないよなぁ・・・なんて
よく思ってしまいました。
でもそんな時、ふと気づいたのが
音楽と手話の融合だったんです。
例えば、
あの焼肉は美味しかったな
と思い浮かべる時に
私達はいくつの感覚を使っていると
思いますか?
味=味覚 だけではないですね!
香り=嗅覚
色=視覚
ジュージューと焼く音=聴覚
噛む=触覚
というように、
私達はそこに沢山の感覚を使っています。
そしてこれらの複合記憶によって
ああ、忘れられない美味しさだった
となっているのです。
これは、これらの感覚全てを
脳が『あの焼肉』に結びつけてくれている
おかげなのです。
つまり『あの焼肉』には、
沢山の要素が脳内で絡まり合っている
という事ですね。
でも、もし『あの焼肉』に
味の記憶しかなかったらどうでしょう。
この場合、
脳は当然味覚しか発動してくれませんから
私達はその味だけしか思い出せない事に
なります。
つまりどう頑張っても味以外のイメージは
頭で再現できないという事です。
そして
これでは全くリアルな『焼肉』の映像が
頭に中に浮かばない為に
具体的なイメージのないもの
という結論になってしまって
これについては不必要な記憶
と脳はシビアに判断をくだして
それを記憶の中から消し去ります。
つまり、何かを記憶したい場合には
一つの事に多感覚を結び付けた方が
断然優位という事になりますね
これ、
多感覚の相互作用効果と言われますが、
だから、合唱手話なのです
合唱ですから音を聴きながら
指揮や楽譜を見て歌います。
視覚聴覚は当然フル回転です。
そしてここに手話という
運動感覚が結びつく事になります。
これによって
本や講義で学ぶより
グンと手話を覚えやすくなるのです。
手話ではありませんが、
何十年も前の曲でも、その曲を聴くと
何故か曲の振りまで踊れてしまう事って
ありませんか?
つまりは、そう言う事なのです
合唱が出来なくなってからもう丸2年
こんなに長期間みんなと声が出せない事は
とても悲しい事です。
しかし、長い音楽の歴史を紐解けば
この様な事は過去に度々あったわけで、
それでもこうして今の時代でも
名曲が歌い継がれている訳ですから、
何があってもヘコタレナイ
のも合唱であります
もちろん、これは合唱だけではありません。
ジャンルや種類にかかわらず
人が音楽を求めてしまうのを遮る事は
例え大きな疫病であっても出来ない
という事なんですよね。
人が音楽に何を求めているのか?
という事はきっとその時代によって
またはその人の置かれた状況によって
それは様々だとは思うのですが、
でも、こうした歴史的な疫病を体験した
私達だからこそ
コロナ後の音楽には、
平和を望みたい!!
と強く思ってしまいます。
そして人と人が平和に生きていく為に
欠かせないものってやはり
コミュニケーション
![音符](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/143.png)
コミュニケーションを育むために
だから、今こそ
『手話合唱』なのだ
と強く思うのです
2022年5月からの新規スタート
*(第6波が落ちついた頃にスタートします。)
只今スターティングメンバー募集中です。
(今回は女声合唱とさせて頂きます。)
ご興味ございましたら以下をご覧くださいね。
藤沢でお待ちしております!!
(詳しくはこちらから)
*コロナの影響で3月開講が5月開講に変更されました♪
ホームページはこちらから