《手話歌サークルフェルマータ》
~フェルマータはボランティア音楽団体
「きらきら湘南」の活動の中の一つです~
合唱・ピアノ・声楽・手話歌・音楽講座
♪プロフィール♪
(前回のお話はこちら)
ドイツのバイエルン州アウクスブルクで
1719年にレオポルトが生まれた家は、
今は改装されてモーツァルト博物館に
なっています。
ここは、レオポルトが暮らしていた16世紀の
職人街の家を利用した小さな博物館で、
当時の趣ある建物の中でモーツァルト一家の
歴史や、当時の楽器、手紙などが展示されて
います。
(
Leopold Mozart Hausで検索すると、
展示詳細をみる事が出来ます
)
さて、その中でもちょっと気になる物が、
一家が愛用していた旅行用ピアノのレプリカ
です。ここではドイツ・モーツァルト協会が
主導するウィーンの楽器製作者アルブレヒト
・ツェルニンの物が精密に再現されて展示
されているのです。
そうです![]()
モーツァルト一家が西ヨーロッパを広範囲に
旅していた際にいつも使用していた、
あの「クラヴィーア」=(小さなピアノ
)
長時間馬車の中でモーツァルト姉弟がいつも
弾いていたのですから、それはきっと小さく
てもそれなりに本格的な物だったはず![]()
そこで調べてみると、モーツァルトの時代に
普及していたクラヴィーアは、作りの構造は
は意外に単純で、フレームも木製で大変小型
軽量だったので、家庭練習用や旅先用での
便利品として、当時の貴族の間ではかなり
人気があった楽器だった事がわかりました。
ただ人前での演奏用として弾くにはハンマー
が小さい為に音量が小さ目で不向きだった
らしいですが・・・
それでも指のタッチによる微妙な音の強弱や
ニュアンスの表現などの音色の変化は可能で
私達が想像する以上に繊細で柔らかい音が
出ていたみたいです。
(武蔵野音楽大学ウェブ楽器ミュージアム写真より)
その他にもここでは彼の自宅に置いてあった
ピアノやチェンバロもみる事が出来ます。
モーツァルト家にあったチェンバロは、
ドイツ・ゲーラの製作者フリーデリーツィの
チェンバロで、当時のウィーンで主流の楽器
でした。
チェンバロは14世紀からずっとヨーロッパ
の人々に弾かれ愛されてきた楽器です。
ただその後、モーツァルト時代の途中で、
鍵盤楽器の歴史が、長かったチェンバロ時代
から、新しくピアノフォルテの時代へと移行
していく事になるので、
言い換えれば、モーツァルトは丁度その時代
の節目にいた訳ですから、彼はクラヴィーア
の他にチェンバロ、ピアノフォルテと運良く
それぞれに個性ある全ての鍵盤楽器に触れる
事が出来たという事で、これは正に彼の音楽
に影響を与えていたであろう幸運の一つ![]()
だったという訳ですよね。
オーストリアではここ以外にも、
ザルツブルクのモーツァルトの生家や、
ウィーンのフィガロ・ハウスなどでも、彼が
実際に弾いていたとされるピアノフォルテや
チェンバロが展示されていますので、
これらも一見の価値がありそうです![]()
さて、
聖歌隊に入れる事になったレオポルトは、
8歳になるとイエズス会の学校に入学して
そこで古典、文学、科学などを学びながら
そのままイエズス会が運営する神学校に
進級し音楽の教育を受ける事になりました。
勤勉な彼に対して司祭たちは好意を寄せ、
このまま聖職者になるように勧め始めます。
当時の神学校は、司祭・修道士を養成する
ための学校という意味合いがあり、男性のみ
が学べる教育機関で、生徒たちは基本的には
ここで共同生活をしながら自分に必要な学問
を学ぶことが出来、学年が上がってくれば、
その内容はより宗教的になって、西洋哲学、
聖書、典礼、教会史、霊性神学、教会法など
多くの事を司祭から学ぶ事が出来たのです。
でも、レオポルトのここでの目的は学問では
なく聖歌隊で歌う事でした。
それでも司祭たちは揃ってレオポルトに
君には一番良い選択なのだよ!
そうだ!!
いずれはここで聖歌隊を指揮するのは
どうかな?
などと、会う度に笑顔で声をかけては彼を
懸命に勧誘したのです。
ただ、レオポルトの返事はいつも曖昧で、
司祭たちをがっかりさせていました![]()
どんなに甘い言葉で勧誘されても、彼が全く
揺るがなかったのには理由があります。
彼には既に自分の将来の夢が芽生えていて、
その実行に向けて計画を立て始めていたから
なのです。
この頃からレオポルトの性格は、真面目で
思慮深く、しかしその反面自分が思った事で
これが良い!と決めたらその後は全く譲ら
ない頑固さもあり、また人に干渉される事を
すごく嫌い、人の意見にあまり振り回されず
に自分のルールや価値観を重視するタイプ
でした。
そう!
/
なりたい自分になりたかった!のです。
\
(ちょっと息子にその要素が遺伝して
いるのかもしれないね!
まぁ、息子があそこまで恐れていた人物
だから、かなり頑固だったんだろうなぁ~
とは想像してたけど!)
とは言っても、
レオポルト・モーツァルトという人は、
噂通りに几帳面で厳格な教育者としての側面
があった一方で、社交的で知的な面も併せ
持っていた人物だったので、教育者として
息子の才能を伸ばす事に厳格な指導を行いな
がら、外に出れば社交的で、しかも好奇心が
旺盛だった為、様々な人物と交流していた
ようですよ。
(そうか!好奇心旺盛っていうのも
親子で同じだね!)
そこなのです!
もし息子の性格が自分とあまりにも
かけ離れていたら、彼はあそこまで息子に
肩入れしていなかったかもしれません。
多分、
彼は息子の中に自分を見つけたのです。
そして自分の分身だと思い込んでしまった
事から悲劇は始まっていったのです・・
(・・・・・
)
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さて、その頃レオポルトには他にも頻繁に
声をかけにくる人物がいました。
そろそろ、もういいだろう?
聖歌隊に入りたいと言うからとりあえず
学校には入れたが、私も体調が優れない
家に戻って家業を継いではくれないか?
仕事が大変なんだよ・・
それは、彼の父ゲオルクです。
このところ身体を崩していた父は、何とか
自分が元気なうちに長男のレオポルトに
家業を引き継いでもらって引退したいと
願い、度々彼に頼みに来ていたのでした。
しかしレオポルトの将来計画の中に、自分が
製本師として生きていく選択肢は皆無です。
いくら職人一族の長となって地元の有力者
になれたとしても、彼の好奇心はそんな事
では全く満たされない事は彼にはよくわかっ
ていたからです。
とは言っても、弱った父をそのまま追い返す
訳にはいかなかったので、彼が父に返す言葉
はいつも曖昧でした。
先生たちが僕に、ここで司祭になって
くれって言うんだよ。
司祭になれば、暮らしにも困らないし
地元での評判だって上がる。
弟たちがいるんだから、製本の方は
誰かに継がせればいいんじゃない?
僕はたまたま長男だけどさ、
手先の器用さは弟たちには勝てないよ
・・・・・![]()
レオポルト・モーツァルトっていう人は
幼少期からけっこう意志がはっきりしてて、
自分で考え行動する力っていうのもあって、
夢や希望なんかはしっかり持ってたんだね!
でもそのスタートは、もしかしたら反発
から起きていた事かもしれませんよ?
(??)
彼の「家」については前回も触れましたが
歴史のある職人一族で、地元では彼らの祖先
が建てた教会や学校など大きな建物も数多く
あり、それなりに有力な一族でした。
更に製本は誰にでも出来る事ではない特殊な
技であり、貴族がわざわざ遠くから彼の家に
まで仕事の依頼に来るような、そんな特別な
「家」だったのです。
父ゲオルクは敢えて製本の作業場を息子
レオポルトの遊び場にさせ、少しでも早い
うちにこの環境に馴染むように、そして
いずれはこの作業をお前がやるようになる
のだと度々話していましたから、
彼がもしあまり考えないタイプだったら多分
そのまま何の抵抗もなく自然にその環境に
馴染んでいけた話だったのかもしれません。
でも、彼は異なっていました。
彼は幼い頃から小さなことでも気にかかれば
考えこむような思慮深いタイプでしたから、
簡単に形づけられてしまうそんな自分の人生
には、彼の本能が強く抵抗したのではないの
でしょうか?
いつの時代でもそうだろうと思いますが、
家を継ぐという事は、ある意味自分の
プライベートを犠牲にする事であって、
そこに親と子の価値観の違いがあればある
ほど精神的ストレスは大きくなります。
勿論この時代ですから、ゲオルクに特に非が
あったという訳では無い話なのですが・・
(でも、ちょっと待ってよ?
レオポルトだって後で同じ事やってない?)
人は不思議なもので、親から受けた言動
パターンについては、こうするものだと脳が
感情とは別に無意識に記憶しているので、
自分が親になった時にそれをつい再現して
しまうという傾向を持っています。
また感情面でも、あの時これが嫌だったから
逆にこうしてあげたい!という自分の欲求を
善意なのですが、行き過ぎてつい押し付けて
しまったりもするものなのです。
例えば自分が親から愛されていなかったと
感じていた場合には、無意識に
「自分は絶対にそうしない!」と強く願うが
あまりに、かえって極端な過保護や過干渉に
なってしまったりするのもよくある事です。
(・・・・
)
さて話を戻しますが、
それから間もなく残念ながら父ゲオルクは
希望は叶わずに亡くなってしまいます。
そしてこれによっていよいよ、
レオポルトの最初の運命の選択の時が
訪れるのです・・・
(??)
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