環境影響評価書を『年内提出の準備を進めている』とあいまいに言っているのはなぜかというのの例えに何故、「(女性を)犯すときに、『これから犯しますよ』と言うか。」という言葉が出てくるのか。。。
弁明として、「私としては女性を冒涜するつもりは毛頭ない。」と言っていますが、この人の頭の中には、元から女性蔑視の概念があるのでしょう。
役員自ら、性犯罪をあたかも容認するようにとられる発言は許せるものではありません。
この発言に対して一般人の意見を求めているテレビ報道で、女性が「不適切な発言だが、言葉のあやじゃないか」って答えている人がいたのには、同じ女性としてとても残念です。
性犯罪を受けた被害者が、勇気を持ってその被害を訴えたにも関らず、被害者を支援するべき人達(親族、友人、検事、弁護士など)から心ない言葉を受け、2次被害にあうことも多々あります。
これについては、皆さんもよく知っていらっしゃる事件で以前からアップしたかったので、また別の日に。。。
ところで。。。
27日に学生の学生による学生のための出版コンテスト、出版甲子園 が開かれ、性暴力に対する「思い」「メッセージ」を、出版というかたちで社会に発信したいと考え、
4分間のプレゼンでは、「あなたの身近な人が性暴力に遭ったらどうしますか」という問いかけから始まり、これまでのト沢さんの経験、辛かった時期、「周りの人の支えがあれば回復できる」ことを多くの人に知ってもらいたいという想いをこめてアピール。
258名中、10位という立派な成績でした。
ただ、彼女のプレゼンの前だけ「次はとても考えさせられる企画です」という前振りが入ったこと、そして彼女のプレゼンだけには編集者からの質問がなかったそうです。
「しあわせなみだ」の中野宏美さんはブログで、
【これが性暴力に遭った人への社会の反応なんだなーと、実感しました。】と書かれています。
沖縄局長の不適切な発言や社会の反応と出版コンテストの編集者からの質問がなかったこと。。。
日本は、まだまだ性暴力について見ないようにしたいという気持ちが根強いのかもしれません。
でも、実際には女性は勿論のこと、男性の中にも多くの人達が苦しんでいます。
少しずつその苦しみを出すことができるようになってきている今、それに蓋をしようとすることはせず、社会全体の問題として考えて欲しいと思います。
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