【マクロビ薬膳】土用の丑の日と陰陽五行説 | ヒーリングごはん&和のナチュラル薬膳 料理 オンライン

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本日は大府での出張講座でした。

「最近、夏バテしていませんか?
あ、でも、ここに来れているっていうことは、みなさんお元気ですね(笑)」と話して皆さんと笑っていましたが、
これをお読みのみなさまは、如何でしょうか。

さて、今日は土用の丑の日ですね!!

土用は、古来中国から伝わった陰陽五行説(陰陽五行学説)から来ています。
陰陽五行説とは、陰陽論と、五行学説を融合させて生まれた思想です。

丑の土用で知られている「土用」というのは、この「五行学説」における暦のひとつに当てはまります。

五行学説では、万物の全ての事象を「木・火・土・金・水」の5つに分類して考えられているのですが、ようするに、

木行・火行・土行・金行・水行

があります。

五行学説では、季節を下記の通りに割り当てていました。

五行学説の季節のまとめ
木行:春

火行:夏
土行:季節の変わり目 

金行:秋 

水行:冬


土に関しては、季節の変わり目、とありますが、
立春・立夏・立秋・立冬の前18日間を「土」に分類し「土用」と呼ぶようになりました。

今回の「土用の丑の日」というのは、立秋の18日前ということですね^^


五行学説は、実はもっともっと深くて、
これが感情とか臓器とか味など、、、
全てとつながり、
全て影響をしあっていることが五行学説から理解できます。

これを学びはじめると
自然の摂理って面白い!
身体と心って面白い!
食べ物ってオモシロい!!

と感じる方もいるでしょう。

わたしはそうでした



さて、土用の丑の日の話にもどりましょう。
現在では、夏の土用の丑の日には、うなぎを食べる習慣がありますね。
今日もスーパーなどでは賑わっているでしょう^^

しかし、なぜ、うなぎ?!?!

ってご存知でしょうか。
ご存知の方は、このあとはスルーしてください^^


これには、面白い歴史的背景があるとされています。
その一説には、江戸時代のこと。。。
夏になると暑くてうなぎが売れずに困り果てて、
学者である平賀源内氏に相談をしたんです。

すると、平賀氏の提案で「本日はうなぎの日。」という張り紙を貼り出したことで、飛ぶように売れたという。。。
これがきっかけで、今でもうなぎを食べる習慣があるとのこと。

必ずしも、土用の丑の日に、うなぎを食べなくてはいけない、というわけではなく、
この習慣も商売繁盛がきっかけだったとは…(笑)。

とはいえ、一番バテ易い時期でもあるので、
パワーをつける意味では、いいのかも。

身体の負担にならない程度に、良質のものを、少量いただくのがいいかな~と^^。

それが贅沢というものかもしれません。

そうそう、地域によっては、うなぎ ではなく、
丑から「う」のつく夏バテ対策の食べ物を食べよう!というところもあるようです。

わたしは先日、浜松で地元の人たちがイチオシするウナギを母と味わいましたので、暫くはもういいかな(笑)。

ということで、わたしは、今日は「うどん」と「梅干し」「うり」を使った料理にしよう(笑)。

自家製の梅干し大好きです^^

これさえあれば、元気いっぱい!!


大事なのは、夏バテしないよう、
体調整える食事を日々心がけること!ですから~~。

一日だけで全てよし!は残念ながらありません^^;

ゆるりと、楽しく、元気よく!!!
夏を過ごしましょうね



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