「茶入れ飾り」 | どうしよう・・・・・

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どうしよう・・・・いろんな事・・・という思い。

昨夜は「茶入れ飾り」のお稽古


まず、お客様が入っていらっしゃらない状態で、お水指を運びます。その後、お薄器にセットした、茶巾、茶筅、茶杓を持ち出し、お水差しの上に、飾ります。最初、茶杓、次に茶筅を横に置き、茶巾を塗蓋に載せ、茶巾の上に茶筅を置きます。次に、お茶碗にお茶入れをいれ、お茶碗ごとお水指の前に置き合わせ、襖を閉めて、退席。


お客様席入り後、建水を持ち出します。


茶いれ飾りなので、お茶入れは「古袱紗」を出し、その上に置きます。


拝見に出すときも、古袱紗にのせ、両手持ち。


拝見の時、「ご由緒は?」と尋ねられます。


「当家に代々伝わるもので」とか「娘が誕生した折に、父から頂戴しました」とか答えます。自分で買ったものでも、買ったとは言わず、「主人からいただいた」とか言わなきゃいけないそうです。


次に、「茶碗飾り」


これも、ご由緒あるお茶碗なので、両手持ち。次客さんが一口のまれた後、客付きで正客さんがご由緒を尋ねられます。そして、いつものように「拝見」のお声がかかれば、客様の興味は茶杓やお茶入れやお仕覆にうつるので、お茶碗は片手持ちです。


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お炭のとき、お床に何がおいてあるかで、客様は何飾りか判じます。茶杓なら、茶杓が茶杓いれとも袱紗にのり、茶入れや茶碗なら、お仕覆ごと飾ってあります。お床に何も置いてなくて、かつ、席入りの時、お水指に茶杓、茶巾、茶筅が飾ってあったら、茶筅飾り(茶筅はいつも新しいから飾ってない)、または、お水指や建水を見せたいという事だそうです。(お水指は飾れないから)





お稽古の後、先生に質問。


お道具は何から、揃えるのが一番いいですか?


  「何からって言うのはないのよ。出逢えるから。」


例えば、染付けのお水指を最初に買ったら、次のを買うとき、気を付ける事は?


  「時代と格をそろえること。

   それに、2、3年待ってると、必ず、お道具の方から、

   それに合うのがやってきます。

   引き寄せるのよ。」



                                   なるほど (°∀°)b