認知症グループホームで働く
介護福祉士／四柱推命鑑定師&講師
純です
今日の主役は
Cさん(女性)
➡️80歳になっても母親の言葉に支配され「自分ばっかり損してる！！」
Ｃさんは
ガッツリ認知症！ではない
最近の記憶も昔の記憶も
しっかり記憶しており
気遣いと、理性の塊の方
ただ
幻聴と、記憶の入れ替えがあり
そこで混乱している
全ては脳の病気なので
そういうのも含めて認知症というのか
精神的なものというのか
よくわからないけれどね
Ｃさんは
認知症グループホームに入居しているという自覚はない
住み込みで働いている設定になっているのだ
なぜそうなったのかは
わからないけれど。
とにかく
自分はここに働きにきているのです！！なのです
本日のＣ女優は
「訳あり。のため(借金を抱えている)
住み込みで高齢者のお世話をする健気な私」設定
ちなみにＣさんは
入居間当初から
私に借金がある設定になっています
知らんけど。。。
。。。。。
朝食前のリビングソファで
考え込んでいる
Ｃさん
「先生。。。(なぜか私を先生と呼ぶ)
すみませんが
もう仕事辞めようかと思って。。。
そろそろお暇をいただきたいのです。。。
皆さんのお役になさ立てないし。。。
申し訳ないです。。。
お家に帰らせてください。。。」
職員
「まぁそんなこと言わず
まずは朝ごはんいただきましょう♪
腹が減っては戦はできぬ。ですから
食べてから考えましょ」
Ｃさん
「もういいです(しょんぼり)」
部屋に戻ってしまった
とりあえず
その場の気を変えるために
部屋に食事を運び
「食べられるだけでいいから
食べてくださいね♡」
なんだかんだで
8割ほど食べられました🤭
他のベテラン職員が
Ｃさん働いている体で
「Cさん、シーツ交換を一緒にやりましょう」
「あっお洗濯物干さなくちゃ」
「Ｉさんが寂しそうだからお話し相手してもらってもいいですか？」
Ｃさん
どんどん目に力が入ってきました
「次何やるの？」
「何すればいい？」
。。。。。
認知症と一括りにしてますが
動ける人、動けない人
歩ける人、歩けない人
記憶力ある人、ない人
妄想ある人、ない人
理解力ある人、ない人
人間に例えると
0歳児〜120歳くらい
それぞれ
身体機能、精神機能の違いがあります
一人一人
対応を変えていくことが必要です
Ｃさん
「あら〜Ｉちゃん(仲の良い入居者)
眠くなっちゃったの？
寄りかかって寝てもいいよ♡」
人は
どんな状況でも
お役に立ちたいものなのだ
Ｃさんの帰りたい気持ちが
収まったのかというと
そうではない
ＣさんはＣさんなりに
自分の心に
折り合いをつけながら
日々生きているのです
