【高台寺とは】
豊臣秀吉の正室である北政所・高台院が秀吉の冥福を祈る為に建立した寺院であり、寺号は北政所の落飾後の院号である高台院にちなんでいます。
秀吉と北政所を祀る霊廟・霊屋の堂内装飾には、桃山時代の華麗な蒔絵を施した階段や厨子が今も残っています。
これらの蒔絵は高台寺の蒔絵として世に知られ、同様の技法や類似した意匠の蒔絵が一般に「高台寺蒔絵」と総称されるようになったと言われています。
【参拝情報】
●鎮座地
〒605-0825 京都府京都市東山区下河原町526
●交通案内
JR 京都駅より市バス206番「東山安井」下車東へ徒歩7分
阪急 京都河原町駅より市バス207番「東山安井」下車東へ徒歩7分
京阪 祇園四条駅より市バス207番「東山安井」下車東へ徒歩7分
●電話番号
075-561-9966
●受付時間
9:00~17:30(受付は17:00まで)
9:00~16:30(御朱印受付時間)
●拝観料
600円
900円(高台寺と圓徳院共通)
●宗派
臨済宗
●御本尊
釈迦如来(しゃかにょらい)
●参拝所要時間
目安1~2時間
【御朱印】
高台寺の拝観受付、高台寺天満宮、利生堂(平成28年)の3か所で頂けます。
拝観受付で頂ける御朱印のみ拝観料が必要です。
常時頂ける御朱印は各場所で1種類、合計3種類です。
●高台寺の御朱印 300円
●高台寺天満宮の御朱印 300円
●高台寺利生堂の御朱印 300円
●アンドロイド御朱印 300円
利生堂で頂ける限定御朱印(授与終了期間不明)
●御朱印帳 1000円
拝観経路に沿って歩くと、遺芳庵と呼ばれる小さな茶席が見えてきます。
江戸時代の富商が妻を忍んで建てた茶席といわれています。
方丈の先にある枯山水式の方丈前庭「波心庭」は、枝垂桜で大変人気の場所です。
また境内に広がる池泉回遊式庭園は、小堀遠州が手掛けたもので国指定名勝になっており、見ごたえがあります。
高台寺へ至る参道の石段です。
真向かいの圓徳院はねねの住居でしたので、毎日この石段を使って通われていたかもしれません。
利生堂は、靴を脱いでお堂の中に入ります。
高台寺所蔵の涅槃図を基にしたお釈迦様の般涅槃の場面が壁や天井一面に再現されています。
境内の高台寺天満宮は、ねねが慶長十一年(1606年)に高台寺を創建した際、日頃崇拝していた綱敷天満宮の祭神・菅原道真公を勧請し、高台寺の鎮守社としたものです。
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