生きがいと死亡率の関係 | これでいいと思えるために。

これでいいと思えるために。

思い通りにならなくても、
どんなときも、自分らしく生きるために。

こんにちは。

 

今回は、サラリーマンの定年と死亡率について考えてみたいと思います。

 

まずは、アメリカの場合の記事を参考にあげます。

 

アメリカの医学雑誌「Psychosomatic Medicine」の第78巻第2号(2016年)に「生活のなかで高い目的意識を持っていることは、死亡率のリスクの減少と関連している」との記事が発表されました。記事によると、人生の目的(生きがい)を持っている人は、持たない人の約5分の1の死亡率という結果でした。人生をポジティブに考えている人は、自然と生理学的機能の向上が促され、より長生きにつながるということです。

 

定年前に職を失った米国の男性の多くが、病気や慢性的失業といった理由で、年金を満額受給できる年齢になる前の62歳から、年金を受け取り始めている。こうした人たちは、希望して早期退職したわけではない。年金を満額受給できるのは、米国では多くの場合66歳からだ。

また、研究結果によれば妥当な給料を得られる仕事に就けなくなった人は、不健康な生活習慣に陥ることが多い。オピオイド(鎮痛剤)やアルコールの依存症になったり、交通事故に巻き込まれたり、肺がんなど生活習慣に関連した病気にかかったりする人が増加するという。

 

 

そして、こちらは日本の場合の記事です。            

 

なぜ「定年後」の男性は悲惨なことになるのかイキイキしている人は2割未満?

――定年後に居場所や趣味を見つけられないと、どのような弊害が現れるのでしょう。

 

私の知人で、家族関係がギクシャクしてしまった例があります。その人は定年後、再就職しようとしてもなかなか決まりませんでした。そんな日が続いて焦り、奥さんが友人との電話を切った後に「長い」と言ってしまったりするようになる。出かけるときは「どこに行くんだ?」と聞き、夜遅く帰ってくると、「どこをほっつき歩いていたんだ!」と怒鳴る。それで大げんかになり、子供も巻き込んで家族会議を開いたと聞いています。

多くの家庭では、夫が毎日家にいることを、妻は嫌がるんですよね。出かけるときにいちいち伝えないといけませんし、お昼ご飯を用意するのかも確認しないといけなくなるからです。私の高校時代の友人女性なんか、定年後の旦那のことをボロカスに言っていますよ(笑)。             東洋経済 2017.3.27 より

 

これらのことから、ひとつの解決策としての案があります。

 

さて、これらのことから、何がいえるでしょうか?

どの国でも同じことが言えるということですね。

 

そして、大事なことはこちらのブログでも、何度か紹介させていただいておりますが、

「ゴールの設定」をしているか、していないかがカギになるということです。

 

 

 

このゴールですが、普段言われている目標の事ではありません。

自分がとうてい叶えられないほどの高いゴール設定のことをいいます。

例えば、今お勤めしている会社の社長になるということではなく、隣の会社の社長になるとか、

自分だけの幸せを求めた目標ではなく、他人のための幸せに結びつくゴールを目指すということです。

もっと、詳しく知りたい方は、ぜひ、下記の書籍を参考にして頂ければと思います。

 

 

 

 
 
 

 

 

また、能力開発士Kyokoさんのブログを参考にお読みいただければと思います。

 

 

 

もはや、定年を迎えても迎えなくても、ウツになって亡くなってしまうケースが多くなってしまうようになりました。

ありま知られていませんが、オリンピック選手が金メダルを取って燃え尽き症候群になり、ウツになることがあるそうです。

また、その心の内側にひそんでいる「承認欲求」の悪魔がいることを知って頂きたいと思います。

 

人はなぜ死んでしまうのか……、それはゴールが無くなってしまったときです。

年齢は関係ないと思います。

 

ただ、茫然と生きていくより、ゴールを見つけましょう。

ちなみに、そのゴールは周りに公言しなくて大丈夫です。

なぜなら、周りはドリームキラーだらけなので、それに打ち勝つマインドが無いとすぐにしぼんでしまうからです。

もし、そんなことは気にしないという方は、言いまくってもいいかもしれません。(;'∀')

 

ここまで、お読み頂きありがとうございます。

 

そして、自己受容・他者受容・足るを知るを目指しましょう。