日本テレビNNNドキュメント'10「カツドウカ、社会へ - 湯浅誠の若者養成塾」 | すくらむ

すくらむ

国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。

 ※テレビ番組のお知らせです。


 日本テレビ
 NNNドキュメント'10
 カツドウカ、社会へ
 湯浅誠の若者養成塾


 放送 9月12日(日)24:50~(30分枠)
 ※再放送CS「日テレNEWS24」9月19日(日)18:30~
  BS日テレ9月20日(月)23:30~


 年越し派遣村村長、反貧困ネットワーク事務局長など変幻自在に様々な市民運動を展開してきた湯浅誠氏。現在、政府で内閣府参与を務める彼が、世の中を明るくしようと、仲間と活動家養成講座を作った。その名も「活動家養成・一丁あがり講座」。講座に集まった受講生は当初45人。多くは、社会に“違和感”を抱いて参加していた。派遣切りされて暗い表情だった青年は、仲間を作って明るさを取り戻し、今、秋葉原事件を考える活動に熱中する。大学院まで進んだものの就職に失敗、高学歴ワーキングプアになった塾講師の女性は、若者たちに「今どきの働き方」を伝える活動を…。それぞれが世の中を明るく照らし始めた(!?)…その1年半の記録。


 ――ここまでが番組のお知らせです。若干補足すると、「活動家養成・一丁あがり講座」というのは、NPO法人アジア太平洋資料センター(通称PARC:パルク) が毎年開催している「PARC自由学校」の「特別講座」として開講されています。正式名称は、「社会にモノ言うはじめの一歩 活動家一丁あがり!」で、主催は「一丁あがり実行委員会」。「一丁あがり実行委員会」には、湯浅誠さんのほかに、首都圏青年ユニオン書記長の河添誠さんらが参加しています。じつは、私もPARCの会員で、湯浅さんの講義をはじめ(※講義の要旨は、すくらむブログで紹介しています→「漂流させられる若者たち、派遣労働による日本社会の寄せ場化」 湯浅誠さん「厚労省の貧困・困窮者支援チームやナショナルミニマム研究会は政権内野党」 )、東京大学教授・本田由紀さんら多くの方の講義を聴いているのでした。(本田由紀さんの講義もとても良かったのに紹介しないままになっていますが…)


 最後に「活動家一丁あがり」講座への参加の呼びかけを紹介しておきます。


 なんだ?この格差バンザイ・貧困社会は! 政権交代って何だったの?…こんな社会に何かモノを言いたい! 変えるために何かしたい! でもそのノウハウがわからない…。そんなあなたにぴったりのクラス。「労働と貧困」をテーマに、当事者の声を聞き、歴史に学び、いま運動を行うことの意味や困難について考えます。そして効果的な活動や運動の具体的なスキルやノウハウ、発信の方法についても一緒に考え、動き出します。受講生・実行委員がともに議論しあえる空間をつくりながら、活動家への扉をあけましょう! さあ、一緒に一丁あがっちゃいましょう!


(byノックオン。ツイッターアカウントはanti_poverty)