みんなで考えるモラル・ハラスメント | すくらむ

すくらむ

国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。

 ※PARC自由学校に参加している高瀬さん(元A省の非常勤職員)が主催する学習会のお知らせです。


みんなで考えるモラル・ハラスメント(第1回学習会のお知らせ)


日時 : 8月7日(土) 18時~20時

場所 : 京橋区民館(東京都中央区京橋2-6-7)

電話 : 03(3561)6340

定員 : 40名

会費 : 500円(レジュメ代等)

申込 : senyaitiya7@yahoo.co.jp


 モラル・ハラスメントとは、「無視」「見下すしぐさ」「否定する」など、精神的に相手に対して苦痛を与える行為を言います。


 行為自体は他人から見たら微妙なため、被害者は愚痴をこぼすことも難しく、周りの人にも理解してもらえず、「自らの性格の問題」とされてしまうこともあります。


 被害者の特徴として、「自分の感覚が信じられなくなる」というものがあります。これは、加害者から否定されることが続いたために、いつの間にか自分の感覚に自信が持てなくなるからです。


 モラル・ハラスメントは、家庭(夫婦間・親子間)、友人、恋人関係でも生じ得ますし、職場でのパワハラ、異性に対するセクハラ、広くは人種差別なども該当します。つまり、どんな状況であれ、自分より立場の弱い人間に精神的な苦痛を与えて満足する行為は、すべてモラル・ハラスメントの仲間です。


 行われる範囲は広いとはいうものの、どこかに解決するヒントが隠されているかもしれません。皆さんで学習してみるとともに、どうしたらよいかなどを一緒に考えてみませんか?


【モラルハラスメントってこんな感じ】

 家庭で、暑いからエアコンをつけようとします。「つけていい?」と聞けば「聞かないとわからないのか!」と怒鳴りつけます。つけなければ「こんなに暑いのになぜエアコンをつけようとしない!」と怒鳴りつけます。エアコンのスイッチひとつで妻は悶々と悩むことになります。こんなことが毎日続くのです。