国の解決引き延ばしを許すな!! B型肝炎訴訟の早期解決をめざす最高裁4周年集会 | すくらむ

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国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。

 ※B型肝炎訴訟の早期解決をめざす集会のお知らせです。


 国の解決引き延ばしを許すな!!
 B型肝炎訴訟の早期解決をめざす
 最高裁4周年集会


 日時 2010年6月8日(火)午後6時半~8時半


 場所 全国町村会館
(千代田区永田町1丁目11番35号 電話03-3581-0471)
地下鉄有楽町線及び南北線、永田町駅3番出口、徒歩2分~
    ※地図はこちら


 内容 原告からの被害の訴え
    和解をめぐる報告
    国会議員の御挨拶
    支援者からの激励挨拶等


 主催 全国B型肝炎訴訟原告団・弁護団


 2006年6月16日最高裁判決において、集団予防接種における注射器の回し打ちによるB型肝炎感染被害についての国の責任が断罪され、5人の原告全員が勝訴しました。しかし、国は全国の多数の被害者を放置し、調査すら行いませんでした。このため全国10地裁にて400名を超える被害者が国の償いを求めて闘っています。


 国は、本年3月の札幌・福岡地裁の和解勧告を受け、5月には和解協議入りする態度を表明しました。しかし、2カ月間の検討状況はおろか何一つ具体的な解決策を示さず、次回7月まで何も回答しない上、7月にも和解案ではなく、論点の一部に対する見解しか回答しないとして、解決を引き延ばす態度に終始しています。


 5月18日には、長妻厚労大臣が原告団・弁護団と面談しました。


 しかし、長妻厚労大臣は、私たちの「早期解決せよ!」「直接交渉する機会をもて!」との声に全く耳を貸さず、直接協議を拒否しました。


 本訴訟提起後すでに10名の原告が亡くなり、和解勧告後でも2名が亡くなっています。謝罪を聞くことなく亡くなる被害者をこれ以上出すことは許されません。


 国は、原告らに具体的説明をせず、予算規模や国民の理解を口実にして協議を拒み続けています。しかし、命の問題を予算と天秤にかけることは許されず、また、国民への説明なしに解決が進むはずもありません。


 国の和解引き延ばしを許さず、B型肝炎訴訟の早期全面解決をめざし、最高裁判決4周年を記念して集会を開催します。


 お忙しいこととは存じますが、是非とも、多くの方々のご参加をお願いいたします。