なくそう!子どもの貧困 子どもの貧困解決元年2010 - 全国ネットワーク設立記念シンポジウム | すくらむ

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国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。

 ※なくそう!子どもの貧困ネットからシンポジウムのお知らせです。


 「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワーク設立記念シンポジウム
 なくそう!子どもの貧困 子どもの貧困解決元年2010


 日時 2010年4月25日(日)
    13:00~17:00(12:30開場)


 資料代 (可能な方より)1000円 学生無料


 場所 立教大学池袋キャンパス 8号館 8101教室
    池袋駅西口より徒歩12分 ※地図はこちら


 子どもの貧困をめぐる出版や報道が相次いだ2008年を「子どもの貧困再発見」の年とすれば、昨2009年は、『子どもの貧困白書』が刊行され、市民による子どもの貧困の根絶が宣言された年でした。そして何よりも昨年は、厚生労働省がはじめて相対的貧困率を発表し、子どもの貧困を政府が取り組むべき政策課題であることを公に明らかにした、この問題の解決にとって画期となる年でした。


 この4月からは、子ども手当の給付や高校授業料無償化が始まります。しかし、約300万人の子どもたちが貧困にさらされている今、子どもの貧困は、これらの政策だけで解決しうるものではありません。今私たちに求められているのは、子どもの貧困の実態とそれを生み出す社会のしくみを明らかにし、社会的共感をつちかいつつ、その解決のための政策を提起していくことです。


 私たちは今、子どもの貧困解決に向けた新しい一歩を踏み出そうとしています。


 子ども・保護者の声、思い、願いとともに、それぞれの現場や領域で、これまでに築いてきた取り組みとネットワークをもとに、子どもの貧困問題の包括的な解決に向けた本格的な取り組みを希望をもって始めるために、私たちはここに「なくそう! 子どもの貧困」全国ネットワークを設立します。


 相対的貧困率という一つの指標・数値だけでは見えてこない子どもの貧困の実相を、領域横断的な視座やひとりの人間の人生といった時間的継続的な視座からも明らかにする努力を重ねたいと思います。声をあげにくい子どもたちに寄り添い声を聴き、子どもたちを主人公に、子どもたちの暮らすそれぞれの地域から取り組みを始めていきましょう。間近となった参議院議員選挙は、私たちの意志を示す絶好のチャンスです。


 プログラム予定


 応援メッセージ:宇都宮健児/弁護士・日本弁護士連合会会長


 沖縄から・子どもの貧困とネットワークづくり
  山内優子/元沖縄県中央児童相談所、沖縄大学講師


 それぞれの領域から語る子どもの貧困
  医療:平野朋美/公立病院ソーシャルワーカー
  保育:平松知子/名古屋・私立保育園園長
  学校教育:中嶋哲彦/名古屋大学
  社会的養護:渡井さゆり/NPO法人日向ぼっこ


 若者からの発言
  フリースペースに通う若者の立場から、高校生・大学生の立場から


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