国家公務員一般労働組合の役割とは | すくらむ

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国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。

 あの様から、先ほど「国家公務員自体の労働問題にも尽力してほしいものです。よそ様のことばかり…」とのご指摘をブログのコメント欄にいただきました。


 あの様はおそらく正規の国家公務員の方だと思いますので、よく考えていただきたいのですが、日本国憲法の第15条の2には、「すべて公務員は、全体の奉仕者であつて、一部の奉仕者ではない。」と明記されています。仕事の上でも、公務員は「全体の奉仕者」である上に、まして私たちは国家公務員一般労働組合です。


 このブログの左上にも明記しているように、私たち国公一般は、「国の機関や関連法人(独立行政法人や公益法人など)で働く仲間の労働組合です。職場に労働組合がなくても、正職員はもちろん、非常勤職員、派遣職員など非正規職員の方も、いつでも、一人でも入れる労働組合」なのです。


 いま社会的にも問題視され初めている「官製ワーキングプア」の状態に苦しむ仲間たちの問題は、「派遣切り」「非正規切り」の問題や、日本社会全体を覆う貧困問題とつながっています。また、民間労働者の労働問題と、国家公務員労働者の労働問題は密接につながっています。


 こうした問題を改善せずして、非常勤職員の仲間を含む国家公務員自体の労働問題だけが独立して一路改善していくなんてことがあるのでしょうか?


 それから、「よそ様のことばかり」との指摘ですが、そもそもひとつ前のエントリーは、公務員制度改革だし、その前には、都道府県労働局のブロック化・国のハローワーク縮小問題や官製ワーキングプアの告発をしていますし、そして何より直近で1日だけで1万アクセスを超えて一番読まれたエントリーは、公務員バッシングへの反論 なのですよ。私は、現在の激しい公務員バッシングに対して、きちんと説得的に反論していくことが「国家公務員自体の労働問題に一番尽力」することになると思っています。


(byノックオン 徹夜で原稿書いたら風邪をひいて、その上に花粉症もひどく、体調悪くてずっとコピペエントリーになっていますこと、ご了承くださいませ…)