今年の10大ニュース | すくらむ

すくらむ

国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。

 今年も残すところ20日。「社会部長が選ぶ今年の10大ニュース」(新聞之新聞社主催)が昨日発表されました。これは、各新聞社、通信社の社会部長らが選んだものです。


◆社会部長が選ぶ今年の10大ニュース
(1)米国発の世界金融危機。日本でも経営・雇用の悪化が深刻に
(2)秋葉原7人殺害など無差別殺傷事件相次ぐ
(3)福田首相突然の退陣と麻生政権の迷走
(4)中国産冷凍ギョーザ中毒事件など食の安全揺らぐ
(5)ノーベル物理学・化学賞を日本人4人が受賞
(6)イージス艦衝突事故や田母神論文問題など防衛省の不祥事続発
(7)宮崎勤死刑囚ら15人に刑執行
(8)妊婦死亡など医療崩壊が顕在化
(9)大分県教委で採用や昇進を巡る汚職事件
(10)角界や大学で大麻汚染広がる
(10)岩手・宮城内陸地震


《番外》
(1)初の米黒人大統領誕生
(2)北京五輪、競泳北島選手が連続2冠、女子ソフト初の金
(3)四川大地震


 番外を除くと、今年の10大ニュースで、明るい話題って、「ノーベル賞」しかないような感じですね。その唯一明るい話題のノーベル賞さえも、将来的には展望がない科学・技術の現状であることを、きょうの午後、政府の総合科学技術会議に対して指摘します。


 先日発表された4年に1度行われる国際的な学力調査「TIMSS(ティムズ)」(世界59の国と地域の38万人が対象。2007年調査)によると、日本の中学生で数学が楽しいと答えたのは40%で、国際平均より27ポイントも低く、理科は59%で19ポイントも低くなり、日本の中学生は世界的に見ても理数離れが深刻なことがわかっているのです。


(byノックオン)