伝統的工芸品産業振興協会との団体交渉です | すくらむ

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国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。

 伝産協会との団体交渉については、みなさんから応援のメッセージをいただいています。

 ありがとうございます。

 さて、次回の団交は6月10日に決定しました。


 伝産協会は経済産業省関連の財団法人で

国、地方公共団体、産地組合及び団体等の出資等により、昭和50年に設立された財団法人です。
全国の伝統的工芸品産業の振興を図るとともに、一般消費者、生活者が伝統的工芸品を正しく理解していただくことを目的として、国、地方公共団体、産地組合及びその他の機関の協力を得て各種事業を行っています。

。。。だそうです。(ホームページより)


 で、私たちは、セクハラに対する謝罪、採用時の労働契約違反に対する補償、そして正職員化などを求めて、団体交渉を行っています。

 これは、これまで10年以上にわたって「アルバイトだから」「1年ごとの契約だから」といって、いい加減な、実にいい加減な働かせ方をされてきた彼女たちの異議申し立てなのです。


 就業規則を見せない、退職手当・賞与の規定があることも知らせない、「正職員化の道もある」と採用時に説明しておきながら、職員募集時に何の声もかけない、勝手に定期昇給をストップさせる。。。


 ちゃんと反省して欲しいですね。

 次回の交渉では誠意ある回答をしてほしいものです。


 伝産協会のホームページを眺めていたら「常勤役員手当支給規定」なるものを発見。

「退職手当の額は、在職期間1月につき退職の日におけるその者の本俸月額に100分の20以内の割合を乗じて得た金額とする」

 ふむふむ。

 仮に、天下り役員が、7年間役員をして、月に50万円貰っていたとしたら、ほえ、840万円か。

 しかも、これ経過措置があって過去の既得権は守られているから、実際には、もっと高いんだろうな。


 まあ、人の退職金を計算しても仕方のないことですが、勇気を振り絞って「おかしいことはおかしい」と声を発した彼女たちが、きちんと報われる、そんな成果をなんとしても勝ち取りたいと思いました。


読谷シーサー

読谷のシーサーもがんばるぞ!


(直)